3月10日に総務文教常任委員会の審査が行われた。
所管は、総務課・総合政策課・議会事務局。
総務課の審査についてひとつ紹介しよう。
それは、
佐久穂町消防団員の定員、任免、給与、服装等に関する条例
の一部改正。
この条例改正の目指すところは、
消防団を存続するために、
定員の見直しとともに任用資格の緩和だ。
しかし、変な言い方だが所詮は条例・・・。
カッチリキッカリが基本となるので、
その気がある人に消防団を手伝ってもらう・・・といった、
ざっくりとした募集・任用ができるようになるわけではない。
人手が足りない・・・が、
募集に制限がある・・・。
その上、その他の善意を活用しきれない・・・
まさに、トホホだ。
それでも、
第3条(1)当該消防団の区域内に居住する者
から
第3条(1)当該消防団の区域内に居住、又は勤務する者
へと変更したことに対して一定の評価はしたい・・・。
が、現実的には解決には全くなっていない。
それこそ、消防団員の任用について
ボランティア精神に富み、積極的に消防団活動を行う者の中で、
任命者(団長)が認めたもの
とかを最低でも追記しなければならない気がする。
もちろんそんなのは、
条例としてはとっても問題があるのは理解できているから、
なおさらもどかしい。
結局、めぐりめぐって、そう簡単には課題に解決に向かわない。
任意の集団が、必要性はあるのに、
その生命力が徐々に削られていき、
最終的には存続しえない状況になってきている。
それは人口が少ないから・・・
と、一口にはいえないことだ。
人口が少ないという理由を唱えることで、
思考が停止してしまうことだけは避けねばならない。
・・・のはわかっているのだがな。
明日、総務文教常任委員会審査2日目
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