1月20日の15:00より、
佐久穂町庁舎の3階にある議会委員会室において、
町民交流会が行われた。
今回は、佐久穂町の八千穂高原IC付近に、
道の駅を建設することが決まっていることから、
佐久穂町の観光についての意見交換をすべく、
佐久穂町観光協会の方々との懇談を行った。
参加者は16名と議員9名。
かなりの大所帯となった。
佐久穂町観光協会には、
様々な立場・職種の人が所属している。
2時間程度の時間では、
断片的に自分の意見を言うにとどまってしまうのは、
正直、仕方がないことだ。
議員側としてもそれは百も承知で、
これをきっかけにして、
5人程度の小さな規模での、
さらなる町民交流会が実施できればと思っている。
一般論としての話だが、
物事を進めるときに必要なのは実行である。
実行するということについて言えば、
適度な規模・・・思っているより少人数による実行・・・が、
機動力もあって有意義であるといえる。
故障した自動車を人が押して動かすというシチュエーション。
最初が1番重くて人手が必要で、
車が動き出せばもう少し少ない人数で動かせる・・・
そういったイメージで物事を捉えている限り、
現実的な社会での活動は進んでは行かない。
なぜそうなるかというと、
基本、人は他人の力を当てにするからである。
よい表現をすれば、
現実を生きてきた人たちは、身の丈を知っていて、
協力体制や分業システムを上手に利用するからである。
それ自体はとても有意義なことだと思うが、
度が過ぎればそれは、
他人の努力を強要することにつながる。
〇〇して欲しい。
〇〇が必要だ。
などの、主語が私以外である意見が中心となり、
〇〇したい。
〇〇を使ってくれ。
など、
主語が私や私達ではなくなってくる。
そういった傾向は、
こういった意見交換の場ではよく見られる現象だが、
それは私達、議会議員とて例外ではない。
むしろ、議会議員は立場上、当事者になりきれないので、
その傾向は他よりも強いと思われる。
今回の町民交流会では、
時間の都合で議会議員が発言するシーンは少なかったが、
それでもその傾向は見られた。
反省しなければならないところだ。
さまざまな立場の人がいる。
事実はひとつでも、それぞれが持っている真実は、
多種多様である。
そこに少しでも・・・心情では難しいとしても、
せめて頭では理解したいと思っている。
本日、町民交流会開催
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