前回の全員協議会で道の駅についての説明があった。
道の駅の計画に関する資料を見せてもらい、
ページ数も多かったので、
全部に目を通し、その内容について吟味したわけではないが、
それでも、私にとって身近な問題である充電施設については、
少しだけ佐久穂町建設課に意見を言った。
佐久穂町建設課の今のところの充電施設の考えは、
充電器を4器設置。
道の駅の滞在時間をできるだけのばしたいから、
200vの充電器を・・・。
とのことだった。
今後、国の政策から、
電気自動車の普及が見込まれるから、
充電器の数を増やす
という考え方は理解できる。
また、道の駅の繁栄、
つまり佐久穂町に観光客がお金を落とすための、
滞在時間をのばす仕掛けをする
ということも十分理解ができる。
ただ、理解できる考え方、賛成できる考え方だからといって、
それが賛成できる手段が選択されるとは限らない・・・
そんな顕著な事例であると言えそうだ。
まず、充電器の種類から考える。
電気自動車を活用している私に言わせれば、
旅行先の中継基地となる道の駅に、
200v充電器の設置は
絶対にない!
この私のブログの記事の中に、
葉っぱのある生活シリーズ
というものがあるが、
そこに充電の種類と時間についての記事があるから、
それを見返してほしい。
200vの場合、
安心できる充電量を確保できないのは明白。
もし、この計画が現実化すれば、
SNSで炎上する案件になってしまうのは容易に想像できる。
プゲラ・・・って言われてしまうな。
もう1つの4器設置については、
200v充電器の4器設置は全く無意味。
とはいえ、急速充電器を4器設置するというのは、
それはそれでやりすぎな気がする。
なぜなら、今の電気自動車の事情を考えると、
テスラの普及なども鑑みて、
急速充電器の種類や形式がどんどん変化するに違いない。
となると、
今の段階で4器も一気に・・・そう一気に!
設置するというのは時代に対応できずに、
負債としてのインフラが残ることになるだろう。
今の私の中のベストは、
急速充電器を1器設置して、
その後の様子に合わせて
順次、急速充電器を増やしていく・・・
それなら、機器の進化にも対応しやすいのではないか?
さて、道の駅の急速充電についての意見を書いたが、
これは道の駅の計画の一端を書いたものにすぎない。
なんせ、地方公共団体って、
単年度会計ということもあってか、
完成品を一気に作るという意識があまりにも強すぎる。
だから、リスキーな投資をすることになる。
そんな側面が、きっと他にも見られるにちがいない。
そういった観点からも、
今後、道の駅の計画に関して注意しなければならない。
コメント