長野県公立高校入試も、
いよいよ現実的な時期になってきた。
2月3日は長野県公立高校前期選抜の願書締め切り。
つまり、前期選抜の倍率が出される日だ。
その倍率がこちら・・・
といっても、今回は佐久穂町近辺の東信地区について。
前期選抜というのは、
昔の推薦みたいな位置づけだけど、
内申書・志願理由書・面接などから合否が決まる。
人気はあるので、倍率は1を超えることが普通なのだが、
超えていない高校が2つ。
1つが、小諸高校の音楽科。
そしてもうひとつが小海高校の普通科だ。
小諸高校の音楽科については、
あまりにも専門的過ぎて、
そこに集まる生徒数もあまりにも未知数。
今年は音楽を自分の進路とする中学生が少なかったのだ・・・
という解釈しかできない。
多少思うところは、
数年前から高校入試が、
将来を見据えた職業の選択の序章になってきている・・・
ということだ。
つまり音楽を職業とするという選択肢が、
今の中学生やその保護者にはリアルではないということなのかもしれない。
問題は、もうひとつの小海高校の人気のなさだ。
これには多少の時系列的な事情があるようにも思われる。
つまり、前期選抜に合格したら、
そこに入学しなければならないというシバリだ。
後期選抜でも入学できそうな・・・
昨年度の後期選抜も倍率はかなり割れているし・・・
そういう高校なら、
まずは少しでもレベルの上の私立高校に挑戦しておいて、
そこが合格したら、さらに上の公立高校を受験。
もし、私立高校が不合格なら、
小海高校を受験・・・といったプランが考えられるからだ。
あくまでも、私の独断と偏見でしかない分析だが・・・。
いずれにせよ、
高校再編の話題において、
存続についてどうするか?という命題を持っている東信地区の3校、
蓼科高校・軽井沢高校・小海高校のうち、
前期選抜でも定員我を起こしているのが、
しかも40人定員のところ14人・・・
倍率が0・35・・・
2つの高校に比べて何かが足りないか・・・?
これだけではなんとも言えないが、
一事が万事ということもある。
由々しき事態だと思うのは私だけだろうか?
2月全員協議会まであと7日
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