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れい輪の会を視察そして懇談会前編!

10月18日にれい輪の会の視察と懇談会に行ってきた。

これは、佐久穂町議会の

議会改革特別委員会の活動の中で、

それぞれのテーマについてプロジェクトチームを編成し、

議会改革を推進するべく活動する・・・

というものの一貫だ。

 

私は、

町民との関わりというテーマと、

ICT推進というテーマに所属している。

ちなみにICT推進についてはリーダーをつとめている。

 

今回の視察と懇談会は、

たまたまタイミングがあったということなのだが、

その町民との関わりというテーマに基づいて、

まずは町民の中に飛び込んで町民の話を聞いてみようという、

その第1回目の活動である。

 

ちなみにれい輪の会というのは、

佐久穂町の民生児童委員の経験者を中心とした会で、

令和元年の12月3日から会員を募集し始めた会だ。

活動目的は、資料によると

①民生委員OBの居場所づく

②地域のリーダーの育成

③健康寿命をのばす

④情報交換の場所である

⑤地域コミュニティの1つである

とのこと。

 

コロナなどの影響があるため、

活動はなかなか思ったようにはいかないが、

それでも学んできた健康づくりなどを

各地区に率先して広めようとしている。

予定ではあるが、

11月5日には千ケ日向公民館、

12月12日には四ツ谷公民館、

1月20日には崎田公民館、

2月8日には大門公民館、

2月22日は下畑公民会へ活動を広げる予定でいる。

もちろん町全域に向けての活動も、

定期的に佐久穂町社会協議会ふれあいなどでも行う予定だ。

 

私が事務局をつとめている

佐久穂町地域いきいき健康クラブもそうだが、

佐久穂町にはこういった任意団体がいくつもある。

 

大なり小なりはあるものの、

ボランティア精神旺盛で、

地域の人づくり・健康づくり・環境づくりのために、

時間を作ってくれている。

 

これに対し、

その思いと恩に報いることが、

残念ながら私はできていない。

こういった思いのある活動に対し、

少なくとも経済的な側面からもう少しカバーできないか・・・

と、常々考えてしまう。

この団体も佐久穂町の補助金をもらうようにしているが、

その事務手続は、普通の町民には難しいだろうし、

補助金をもらうための・・・もしくは使うための、

その制約は基準が高めで設定されているように思う。

 

たしかに、行政は事務手続きがあってナンボだとは思うし、

そういったものがあるから、

ルールは守られる側面はある。

とはいっても、それが障害になるようでは、

補助制度があっても使われないという・・・

まるで本末転倒の状態になってしまう。

 

佐久穂町のこういった団体への補助は、

発足時に適応されるチャレンジ部門、

そのあと軌道に乗るまでの3年分に対応するステップアップ部門、

ちなみにこれは3回までという上限がある。

これらとは別に集落活性化のための部門がある。

補助額はチャレンジ部門が最大20万円、

ステップアップ部門が最大10万円、

予算組の半額までの補助が出る。

つまり、20万円の補助を受け取るためには、

活動の年間予算額を40万で組む必要がある。

 

れい輪の会は、初年度20万円、そして今年10万円の補助を得ている。

だがまて!

今年度、10万円の補助を受けたとして、

この慈善的なボランティア活動をする団体に、

残りの半額である10万円をどこから捻出してこいというのか?

会員がみんなで出し合って、

それを佐久穂町の住民の、

人づくりや居場所づくり・・・つまりコミュニティづくり・・・や、

健康づくりをしていかなければならないのか・・・?

そのあたりは、もう少し柔軟に考えなければならない。

 

方法はある・・・と私は考える。

 

と、その前にもうひとつ確認しなければならないことがある。

それは、先程述べたとおり、

佐久穂町には大なり小なりの地域活動がある。

それを把握しているか?

そしてそれを繋げて相乗効果を出そうとしているか?

そういったことをどこの誰がやるのか?

ということが大きな問題となっているということだ。

もしこういった仕事がなされていれば、

各地区の公民館活動の活性化や、

地域介護予防拠点としての公民館の活用なんかも、

より具体的な方法が取りやすいし、

具現化されていくことがたくさんでてくるだろう。

・・・そこが足りていない。

 

話をもどそう。

で、考えた方法は、

佐久穂町内の各団体の登録制度だ。

登録した上で、

各地区の依頼や町からの直接的な依頼を受け、

さまざまな活動を無料で行う。

当面は介護予防拠点事業を現実的に実施できていない

そういった各地区公民館への派遣事業をが適当かと思う。

そのうえでまず、佐久穂町地域活性化活動団体に登録して、

とりあえずの補助金を支給する。

5万円か10万円か・・・

その上で年間3回以上、佐久穂町からの依頼をこなした団体については、

その補助金の返金は不要。

それがこなせなかった団体については、

その依頼の回数に応じて、返金を求める。

一応、依頼0回だったとしても、少しは補助金を残すようにしたい。

 

なによりも、この方法のよいところ・・・

と、自分が勝手に思っているところは、

佐久穂町の中にある様々な団体に光をあて、

町民に知ってもらい、

その上で、自らコミュニティを創生していく、

佐久穂町の町民の気風を作れるところだと思っている。

 

いや、考え方が軽くて薄いということは、

自分でも百も承知。

私が出しているのは、アイデアの断片でしかないが、

何も私が1人でアイデアを完成させる必要はない。

それこそ、各団体に協力を願って、

そういった制度設計をすればよいのだから・・・。

話が長くなったので、今回はここらで一端切るとしよう。

 

議会改革特別委員会チーム会議まであと2日

 

 

 

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