佐久穂町と小海町は同盟関係を築いている。
それは、苔の森である白駒の池などの観光産業や、
地方からの移住者支援などが中心だと私は理解していた。
私としてはもちろんのこと、
教育面でこそ、
同盟関係を全面に出すべきだと思っている。
1つは小海町が南佐久地域で唯一、
高校を有していることが大きい。
これは佐久穂町のためならず、
小海高校そのものにとっても高校再編の流れの中で、
意味が大きいことだと考えている。
もうひとつは、
小海中学校の存在である。
小海中学校は小海町・北相木村・南相木村の組合立。
つまり、佐久穂中学校と小海中学校が連携を強化することで、
南佐久郡の6町村のうち、
4つの町村が連携関係を持てるのだ。
これは人口減少が進んでいる南佐久郡の中学校にとって、
特に、部活動の連携が図れるという面で、
その効果は非常に大きいと思われる。
部活動はもちろんのこと、
ICT教育の面でもその可能性の広がりは大きい。
さてさて、私の妄想はさておき・・・さておきでもないが・・・
そんな妄想に光が指した気がした話。
佐久穂小学校3年生は、
毎年、給食食材を確保するため、
また食育の一環として、
ジジババのやっている由井ブルーベリー園に
ブルーベリー狩りに来ている。
その企画を、小海小学校の4年生がやりに来てくれた。
小海小学校の4年生は1クラス。
全員が給食食材のために3kgのブルーベリーを収穫。
そして残った時間で、
お持ち帰りのブルーベリーを牛乳パックにつんでいた。
もちろんブルーベリー狩りなので、
摘んでいる最中もブルーベリーを口いっぱいに頬張っていた。
言論や思想から自分の周りを変えていくことは、
もちろんできるだろうし、あり得ることだが、
やはり、実際の活動や行動の方が、
人の心を動かすのに適している。
こういった活動を少しずつ広げていくことが、
やはり結局は、効果の高い方法なのだろう。
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