5月24日の夕方に突然、
佐久穂町議会の石井議長から電話があった。
なんでも、
議会事務局に佐久穂小学校の教頭から
6年生が議会を見学したい
との問い合わせがあったらしい。
で、とりあえず私が、
教育を主なテーマとしていることは周知の通りなので、
まずは連絡をくれたということだった。
実はここには時間的な切迫感がある。
議会としてのスケジュールを言うと、
5月25日に全員協議会があり、
ある程度の共通認識を持った上で、
5月26日に議会運営委員会で6月定例会の様々なことを決める。
6月3日には6月定例会が開会される。
そんな中で、5月24日の夕方に私はこの話を聞いたという状況だ。
これは・・・タイムアウトで実現不可になる可能性がある!
と、思った私は、
すぐに佐久穂小学校に電話をし、
6年生の学年主任や担任団がまだ小学校にいることを確認した上で、
学校に赴いて、情報収集をしてきた。
以前にも書いたかもしれないが、
今まで6年生の社会科といえば、歴史分野を学習し、
3学期には、現実的には申し訳なさ程度に政治分野を学習していた。
ところが2年前ぐらいから、
1学期中に政治分野を学習し、
そのあと歴史分野を学習する・・・という形に変わった。
ということは、
今年の6年生はちょうど今、政治分野を学習しているところだ。
ということは・・・
まさに6年生の議会見学は6月定例会に絞られてしまう・・・
ということになるわけだ。
もちろん、大人側の発想からすると、
録画や別の機会でもいいんじゃないの?
と、思う人もいるかも知れない。
私も、その選択肢は考えないでもなかったが、
私が教員ならば、まぁできるならリアル体験がいいなぁ・・・
というか、むしろ
リアル体験でなければ価値がさがるなぁ・・・
って思うだろうなぁと思っていた。
さて、佐久穂小学校に行って話を聞いてきた。
簡単にいうと、
ちゃんとした会議がみたいのが最大の要望。
事前に、税金の学習をしていて、
そのお金の使い方として、
佐久穂町図書館のようすを見学するという過程を予定しているらしい。
で、その後に、最終的にその使いみちを決める議会の見学・・・
という学習ストーリーのようだ。
各組の人数と要望をひと通り聞いてきて、
実際に議会見学をするにあたっての、
学校の日課や行事を確認してきた。
というわけで、
今日の午後が全員協議会。
ここで、この小学校からの要望を伝えて、
より具現化できるように、具体的なアイデアを含めて、
話をしてこよう。
こんないい話でも、反対する人は必ずいるんだけどね。
本日、5月全員協議会開催
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