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町サイズの情報を補う役割?

1月19日に1月の臨時会が開会された。

議案は一般会計の補正予算について。

今回の補正予算の内容を大別すると4つ。

 

1つ目は総合政策課所管分。

Zoom会議が開催できるようにする準備としての予算だ。

大規模な山火事や東日本台風災害を直接経験した佐久穂町にとっては、

このコロナ禍で突発的な会議があるという実感もあるので、

むしろその準備がおそすぎるくらいだ。

 

2つ目は総務課所管分。

長野県選出の羽田雄一郎参議院議員が、

おそらくコロナウイルスが原因で、ご逝去なされた。

心よりご冥福を申し上げる。

で、その補欠選挙が4月に実施されることになるが、

その準備が今年度中に必要で、その補正予算を立てたものだ。

これも、結果的には国の業務を代行するような形なので、

これといった問題はない。

 

3つ目は健康福祉課所管分。

新型コロナウイルスに対するワクチン接種についての予算だ。

まずは高齢者4300人と医療関係者200人、

合計4500人に先行して接種をする予定とのこと。

佐久穂町内の医療機関の合意のもと集団接種の形式をとる。

今回は、アメリカファイザー社製のワクチンを接種するわけだが、

このワクチン、報道で知られている通り、

超低温で保存しなければならず、

しかも一旦解凍してしまうと接種をしてしまわなければならない。

さらに、副反応についても、

できるかぎり一括して対応できたほうがよいので、

集団接種という選択は当然のことと思われる。

ちなみにファイザー社製のワクチンは、

期間をあけて2回摂取する必要がある。

このことも、管理という観点から集団接種を推す要因となる。

集団接種はいまのところ茂来館で行われる予定。

付け加えておくと、

65歳以下の予防接種については新年度の予算にあげられることになる。

 

最後は、建設課所管分で、

東日本台風災害で被災した4つの橋のかけかえ工事の予算。

畑ケ中の梨ノ木橋、余地の宮浦橋・土井口橋・屋奈久保橋について、

国・県との調整や設計の際の変更点など、

今年度中の予算の補正が必要になったということだ。

 

特に、新型コロナウイルスワクチン接種に関しては、

多くの方が興味のあるところだと思う。

どうしても、報道では、

全体的な動きと不安が増すような内容が流れてくる。

それはそれで大事なことだが、

住民のみなさんがほしい情報とういのは、

やはり佐久穂町の大きさにあった情報に違いない。

その隙間を埋める仕事もまた、

地方議会議員の仕事なのだろうと強く感じる。

 

明日、広報編集調査特別委員会活動

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