11月21日の土曜日、佐久教育会館エデュカトリアにて、
全佐久PTA連合会主催の
新旧会長研修会が行われた。
新旧というが、
実際は各学校の現在のPTA会長と、
来年度PTA会長をするであろう人を対象としている。
その2代PTA会長が、
自分の学校やPTAのことを話す機会を持ちながら、
長野県PTA連合会・全佐久PTA連合会のことを学習してもらったり、
他のPTAとの情報共有をしたりする機会を・・・
という思いから毎年実施している。
今年に関しては、コロナ禍だから、
密を防ぐために、
全佐久PTA連合会としても試行錯誤をした。
・・・あ、ちなみに今年、
私は全佐久PTA連合会顧問という立場。
それで、
全佐久PTA連合会の会長副会長8人が行う理事会で、
どうするか・・・を悩んだ結果、
大変であったとしても、
新旧会長が参加することに意味があるということで、
参加者を2分割して2部制で実施することに決定した。
つまり、同じ研修会を13:00からと15:00から、
2回実施することに決めたわけだ。
研修の内容については、
日本PTA協議会常務理事の大島修氏と
長野県PTA連合会会長の熊谷弘氏に
コメンテイターとして参加してもらい、
会場の参加者から様々な質問や意見を受けて、
その場で、情報共有をするという形式でおこなわれた。
前半は主に、
各PTAの事業が中止に追い込まれているなか、
どうやって事業を行っていくのか?ということや、
音楽会や運動会などの学校行事において、
各学校の対応にバラツキがあって、
そのあたりをPTAという組織を使って統一できないか?
また、中学校の部活動について、
人数が少なくなって規模が縮小していく中で、
それをPTAが側面から応援支援することはできないか?
など、問題提起がなされた。
後半では、これまた参加者が違えば内容も違って、
主にGIGAスクール構想に基づく、
タブレットを活用した学習についての
意見交換が活発に行われた。
実際の学習にどのように使用するのか?
家庭としてどのように支援していけばいいのか?
Wifi環境を整えるためのサポートはどうなのか?
などについて、
実際に動き出している事例を踏まえて情報共有をした。
また、PTA会長の職業縛り問題・・・
これ、田舎のPTAアルアルなのだが、
PTA会長は自営業・行政職・JA職員がPTA会長をすればいい・・・
みたいな雰囲気を打破し、
サラリーマンでもPTA会長ができるという、
そういった雰囲気を広めたいという意見もでた。
実際、日本PTA常務理事の大島修氏は、
サラリーマンなので、
そのあたりを踏まえた自分の活動を紹介してくれた。
どちらの研修会も最後には、
長野県PTA連合会の熊谷弘会長から、
長野県から出された共同宣言について改めて説明があり、
新型コロナウイルスについての
保護者による誹謗中傷を防ぐためのうわさ話をやめようと、
改めてお願いと協力の要請があった。
こういった研修会は、
軒並み中止に追い込まれているのが現状で、
しかも、中止にしたところで、
現実的に別段、不具合を感じない意見や考えが、
当たり前のようになってきている。
でも、私からすれば、
計算できれば小数の計算だけでいいでしょ?
分数の計算方法なんていらないでしょ?
って言われてるみたいで気持ちが悪い。
知らないから不具合を感じないだけの話で、
私はそんな選択はしたくないと改めて実感した次第。
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