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みんながトイレで使用量上昇?

10月7日に佐久水道企業団議会の視察研修会に参加。

故岡部議員のあとを引き継いで、

佐久水道企業団議会に参加したので、

私にとっては、初めてで新鮮な視察研修会となった。

 

本来ならば1泊2日で研修に行くところだが、

コロナ禍のため関東方面の視察は中止となって、

小諸市の公民共同企業体についての研修と、

佐久水道企業団そのものの視察、

加えて、隣であり、かつ水を購入している

浅麗水道企業団の水源を視察することになった。

 

はじめに小諸市の公民共同企業体についての研修。

小諸市は小規模水道事業の将来を思って、

平成30年に株式会社水みらい小諸に委託する道を選択した。

その経緯などを、

元の小諸市職員でかつ現在株式会社水みらい小諸の事業推進部長でる

土屋哲也氏に説明してもらった。

 

小諸市の上水道事業は、

小規模であることと公務員の移動の関係から、

専門的職員が育ちづらく、

ジリジリと苦しい状況になっていったようだ。

上水道事業というライフラインのなかでも生命に関わる事業だけに、

完全な民間業者への委託はさすがに躊躇される。

委託した企業が撤退してしまうリスクはもちろん、

委託費用の拡大の問題もある。

なにより技能面が民間に完全に移行してしまうと、

地方公共団体の災害時の対応力などが弱くなってしまうという不安もある。

 

そこで採用したのが、包括委託制度ではなく指定管理者制度。

基本計画に基づいて根幹業務は小諸市に、

日常的な業務は可能な限り水みらい小諸へ委託する形をとった。

小諸市は株式会社水みらい小諸の株を35%を取得し、

協定を結んで運営しているという。

 

現状はこんな感じだが、

土屋氏は最後に、

人材育成がもっとも重要だと締めくくっていた。

 

このあと、佐久水道企業団の内部を視察。

特に興味深かったのは、

それぞれの水源や調整池とそれぞれの対応する使用量などが、

ひと目で見られるアプリが動いていて、

その画面を大画面テレビで見せてもらったことだ。

最近、ドラマ「半沢直樹」の最終回で、

終了後に水の使用量が急激に上がったという情報が、

ツイッターで流れたが、

企業団の職員にお願いして、

同じ時間帯の水量の推移を見せてもらった。

確かに終了にむけて水量が徐々に減り、

その後、少しだけ水量が増加していることを確認できた。

まぁ特定の地域のデータだったし、

お風呂やシャワーの時間だったのか、

そもそもドラマの終了時間に左右されているものなのかまでは、

検証は到底できないのでなんともいえないが、

面白い体験をさせてもらった。

 

内部には別組織である

佐久圏域水道水質検査センターもあって、

そこでは佐久地域の水質検査をしているわけだが、

検査できるのは公の水源それだけでなく、

有料にはなってしまうけれども、

個人宅の井戸の水質検査などもできるので、

興味がある方は問い合わせてみてもらうといい。

 

佐久圏域水道水質検査センターには、

高額な機械がいっぱいあって私個人はワクワクした。

小学生などの見学で、

水源地などの見学もいいが、

こういった機械機械したところも見学できればいいのにと思った。

さすがに狭いところで運営されているので、

むずかしいかぁ・・・と思いつつ、

キャリア教育のためにも、

こういった仕事があるんだということを知ってもらうためにも、

ぜひ自分の子どもには見学させたいと思った。

 

今回の記事は、佐久水道企業団視察研修の

前半部分の記事になったが、

明日の記事はその後半部分について書こうと思う。

 

本日、広報編集調査委員会活動

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