初めての佐久水道企業団議会に議員として参加した。
これは、5月に岡部勝一議員がお亡くなりになったため、
私がその後を引き継いだからだ。
議会最初に色々と形式的な手続きがあったが、
最終的には、
佐久水道企業団議会の1番議員で、
2つある常任委員会のうち施設常任委員会の委員、
かつ議会運営委員会の委員ということになった。
8月6日の議会は、
佐久水道企業団の決算の認定が議題。
佐久水道企業団というのは広域で作られる一部事務組合。
佐久市・東御市・御代田町・佐久穂町で構成される、
上水道の準地方自治体である。
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さて、昨年度の決算である。
毎度毎度、
額の大きさや2種類の収支になれないこともあって、
牛の歩みのように理解するのが遅い。
それでも、最低限のことぐらいは書いてみたい。
水道事業の収益は前年度に比べて2800万円ほど減って、
収益的収入が31億1084万円ほど。
これに対し水道事業の費用に当たる部分は、
3420万円ほど減って、22億5819万円となり、
差額が8億5264万円。
つまりこれが昨年度の純利益となる。
前年度と比べても1億6232万円の増額ということだそうだ。
資本的収益に関わりのある施設などの建設改良工事に関しては、
予算額27億4万円に対し、
決算額は17億4325万円となっている。
入札による金額の差がこのあたりに表れている。
東日本台風の被害があったとはいえ、
おおむね良好な収支といえるだろう。
私は先に書いたとおり、
施設常任委員会となったため、
資本的収支に関する数値や建設改良工事について、
議員として関わることが多くなりそうだ。
くしくも、ジジババの実家が、
護岸が崩れ、上下水道とも一時普通になった、
佐久穂町大日向にあって、
そこに頻繁に通うついでに、
むき出しになった仮設水道管であろうものを、
そのつど眺めるいたので、
佐久水道企業団側からの委員会での報告は、
リアルに受け止めることができたのは幸いだ。
とはいえ、
なんだかまだまだ自分の手足のように扱えるほど、
知識も理解も不足しているのは実感。
佐久穂町から少し足を伸ばして、
水の供給という観点から、
知識を増やし、理解を深め、
佐久地域について自分の考えを精査する機会にしたい。
9月定例会開会まであと29日
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