3月14・15日に委員会審査があった。
今回は15日の分、
住民税務課・総合政策課の審査について。
ちなみにこの日は午前中が佐久穂中学校の卒業式。
卒業おめでとう!
さらにちなみに翌日の16日は佐久穂小学校の卒業式。
卒業おめでとう!
さて、
住民税務課は全部で8議案の審査。
その中でも少し気になったのが、議案第31号。
住民票などの戸籍関係のデジタル化にともなって、
当然ながらその運営サーバーを佐久穂町が運営することは、
専門家でもないので難しい。
だからこれを南牧村にあるサーバーに置こうという議案、
戸籍に係る電子情報処理組織の事務の委託について。
当然、専門家である(株)電算が担当するようだ。
サーバーの場所が南牧村。
私の場合、
ちょいちょいハードディスクが飛んじゃったり、
PCのマザーボードが故障したりして、
バックアップで悲しい思いをしてきた。
・・・相変わらず危機管理が足りず改善は見られないが・・・
そんな経験をしているので、
やっぱり気になるバックアップ体制。
あたりまえだけど、質疑にて確認。
バックアップは南牧村のサーバーにする上に、
切り離し可能の保存媒体に保存。
定期的に長野市にある(株)電算のサーバーへバックアップ。
とのことだった。
私としては切り離し可能媒体を、
佐久穂町にも保存しておいてほしいが、
それはどうやらサーバー本体がないと、
復元できないデータのようなので不可能だそうだ。
ネットワークの不備により、
戸籍等が発行できなくなる可能性がないかなどの疑問もあるが、
今はコンビニで住民個人番号カードを利用して取得できるので、
できればカードを作っておくと良いんじゃないかな?
他にも予算などいろいろとあって、
長時間の審査になった。
総合政策課は合計4件。
ここもいろいろありすぎて・・・
まずは平成31年度一般会計予算案について。
去年も一昨年も気になっていたが、
地域おこし協力隊の方が任務を終え、
佐久穂町にさらなる貢献をするために、
水力による小電力発電を計画している。
平成30年度の予算に出資金240万円が記載されていたが、
調査が思ったように進まなかったようで、
平成30年度一般会計補正予算にて、
0円にする補正が今回提出されている。
それと同時に平成31年度一般会計予算案に、
新たに出資金として240万円が計上されていた。
さらに、調査費用として、
小水力発電計画作成事業委託料396万円が計上されている。
まぁこの396万円については3分の2の県の補助がされる。
私が問題としたいのは、
この小水力発電の計画が町民の利益になるか否か?
ということだ。
佐久穂町として調査費用を出したり、
その小水力発電を行う民間に投資をしたりするということは、
住民益が明確であってこそだと思うわけだ。
総合政策課の返事としては、
佐久穂町に利益があると確実に考えているそうだ。
八ヶ岳水系の水資源を利用しているという宣伝効果や、
実際にそのあたりの農業従事者などに利益を還元したいとのこと。
この活動によって、
後日それが実施された上で、
佐久穂町の町民に納得してもらう形で、
それを明示してもらう必要があるだろう。
・・・だったら、
私が佐久穂町の子どもたちのために、
学習活動を広げていくことは住民益になると思うから、
ぜひ、出資してほしいなぁなんて妄想。
今の立場だとダメだけどね!
こういった税金を使った佐久穂町の事業を、
私は、
攻めの姿勢として評価するが、
その結果と評価についてはシビアにやっていかねばならぬ。
実は今回、積立基金条例の改正で、
索道事業基金という項目を削除する議案が提出されている。
もちろんこれは八千穂高原スキー場を譲渡したためだ。
もちろん基金も削除するが、
索道事業特別会計も同様な理由でなくなることになるだろう。
おそらく、この索道事業特別会計がなくなるにあたって、
見える範囲での精算はされる。
私としても、それがもっともスッキリする方法だと思っているし、
そうでなければ、次に進めないのもわかる。
でも、私達は忘れてはならない。
それまで多年に渡ってきて、
どういう形であるにせよ、
一般会計からのお金が入れられていたことを!
それはおそらく返還されることはないのではないか?
これらがダメなのではない。
スッキリさせることが最優先だ。
だが、喉元すぎれば熱さわするる・・・
では、きっとまた同じ過ちを繰り返す。
熱かった喉元をいつまでも覚えていて、
学習しなければ、
そのための機会としなければ私達住民は、
次世代に向かって成長できた姿を見せられないのではないか?
コメント