9月5日に佐久穂町9月定例会が開会された。
9月といえば昨年度の予算執行の決算を審査する定例会。
一般会計と特別会計の決算認定が9件。
消費税税率の改正によって、
条例を改正しなくてはいけないなどの理由で、
条例改正案が8件。
予算の補正も条例あつかいだから条例といえば条例だけど、
それが9件。
報告が3件、諮問が1件。
2回に1回ぐらいは一般質問しようと思っているけど、
なんだか最近、
一般質問に対してちょっとだけ懐疑的。
改めて冷静に考えてみると理由は2つある。
1つは、一般質問のやりにくさ。
佐久穂町スポーツ協会の会長や青少年育成協議会会長、
佐久穂小学校PTA会長に全佐久PTA連合会会長を務めている。
さらに長野県PTA連合会の教育連携委員をしている。
とくにPTAに関わっているので、
教育委員会や佐久穂小中学校に対しての一般質問が、
立場上しづらいと思ってしまう。
人口が減少している地域では、
あの役割もこの役割も同じ人が担っていることが多い。
人手不足と社会のあり方の変容のせいだと思われる。
質問によっては質問しなくても分かることもあるし、
質問することによって、
事態が良い方向に進まないことも中にいると、
十分に予想されることもある。
2つ目は、一般質問という手段の適正。
一般質問という手段をとるべき佐久穂町の問題点は、
もちろん取るべきだとは思うが、
さて、自分の持っている問題点は、
その解決に向けて、一般質問という手段を取ったほうがいいのか?
それとも、
現場や役場と直接相談しながら改善していった方がいいのか?
そこを常に私は考えてしまう。
佐久穂町議会議員として一般質問は手段であって、
もうちょっと言いかえると、
義務ではなく権利なのであって、
行使するかどうかはそこに適切さが必要となると私は思っている。
当然ね、町議会議員なら年に4回ぐらい、
一般質問をしなければならないような問題点をみつけてみせろよ!
と、言われれば、
いや、ごもっとも・・・
としか言いようがない。
私はそこまでの能力が現状ではないのかもしれない。
話をもどそう。
今年はたくさんPTAに関わっているので、
佐久穂町の教育の問題点や学校での問題点は、
直接関わって改善できるなら、
そのほうが自分が直接かかわる分、責任も持てるし、
何より動き出しまでの時間が短縮できていい・・・
と思ってしまうことが非常に多くなってきたわけだ。
それに、内部やそれに近いところにいると、
一般質問をして公にしたところで、
現場がもっと混乱したり、負担をかけたりするだけではないか?
と思うことが多くなってきた。
どちらにせよ、
自分の中でまだまだこれといった回答にたどり着けぬ。
モヤモヤの中にいるのが現状。
どうしても、町議会議員にとって一般質問は武器に思えてならない。
武器ならば使ったほうがいいという考え方もあるが、
教育業界に長くいたせいか、
合気道に関わってきたせいか・・・
剣の奥義は鞘の中。
という考えから離れられないのかもしれない。
なんか思いを語ったら言い訳がましくなってきたので、
そろそろやめよう。
いかんな・・・最近ブレブレだ。
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