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6%に何をかけるのか?

日本PTA研究大会兵庫大会の後半、8月24日の全体会。

なんとメンタリストDAIGO氏の講演会が行われた。

内心、とても楽しみにしていた。

彼はいろいろな本や研究論文から知識を得て、

Youtubeで動画を公開し、

その後、有料ニコニコ動画を提供している。

残念ながら私は有料ニコニコ動画は見ていないが、

それでもYoutubedの方はほぼ毎回見ている。

だから前日の陰山氏の講演とともに、

興味津々で今回の日本PTA全国研究大会に参加している。

 

ただ、動画でも言っているようにDAIGO氏は教師が嫌い?なので、

まさかPTAの講演会にくるとは想像だにしていなかった。

当の本人も、依頼がきたときに、

ダイゴちがいなんじゃないか?と思ったらしい。

とはいえ、

私としては、最近の研究結果などを、

多くの保護者に知ってほしいという気持ちもあったし、

むしろ保護者こそ、そういった学習を、

自己防衛のために進めないといけないと思っていた矢先のことだったので、

大歓迎以外のなにものでもない。

 

さて、DAIGO氏の講演会。

半分以上は、事前準備なしの、

参加者からの質問に即答する形で行われた。

これって、1番やってほしい講演会のスタイルで、

1番実現困難な講演会のスタイルであるといえる。

その点においても、

実に貴重な体験ができたように思う。

 

また、DAIGO氏が言及していたが、

彼は結婚もしていないし、子どももいない。

だから子育てなんてしたことがないし、子育てについて語ることもできない。

という状況を踏まえた上で、

それでも心理学的な研究結果を散見したなかから、

保護者自身が見方を変えることができるだろう結果を、

提供していくということだった。

 

今回は、いくつかの話のうちの1つだけつたえておこう。

親の影響は子どもがどれぐらい受けるか?

という研究結果を提示してくれた。

親が子どもに与えられる影響ってどれぐらいだと思う?

実は6%ほどらしい。

 

もちろん、だから子育てしなくてもいいということでもないし、

むしろ、がんばりすぎちゃって四面楚歌な人に伝えたい。

6%だからあまり無理をしないということ。

思いつめたりしないこと。

そんな話。

のこりの94%のうち、

50%は遺伝子だそうで・・・。

遺伝子だからといっても親の半分しか受け取ってないし、

中学の理科で学習したと思うけど、

決して遺伝子どおり50%が父と50%が母と同じであっても、

その形質がそのまま現れるわけでもない。

現れ方自体は、多様性に富むのは当然のこと。

で、のこりの46%は友人だそうだ。

友人といってもおそらく、

親以外の親しい人々ということになろうかと思う。

だから、

そんなに気張ったところで成果が得られるわけではないし、

親が思っている通りになるほど、

子どもは・・・人間は簡単にできてはいないということなのだと思う。

 

そうすると、親が思っている通りの子どもへと成長するなんてことは、

奇跡に近いということになる。

にもかかわらず、それがなし得ると思い込んで行動する。

結果、うまくいかずに、

そしてそれは、自分も含めて、○○のせい・・・と、

是非で論じようとする。

そりゃぁ無理っていうもんだ。

 

私も、3愚息にこんな風になってほしいという思いはある。

成長するに従って、

人生の中で私が提供しているものと、

彼らが獲得したもの、

どのように似ていて、どのように違うのか・・・。

いまから10年後ぐらいか・・・

すごく楽しみにしている!

 

南佐久体育協会ゲートボール大会来賓まであと2日

 

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