3愚息が毎日毎日カードを持ってくる。
そしてそれにサインする日が始まった。
そう、小学校でプールが始まったのだ。
水泳の指導者でもある方から興味深い話を聞いた。
その指導者の方はいう。
夏は生命体全体が活性化するときだそうだ。
科学的根拠はともかく、まぁその通りだとうなずける。
子どもたちにすると、
その夏に合わせてプールがはじまるわけだ。
そうすると、中には、
水そのものが怖かったり、
泳げないという負い目からプール自体を嫌がったり、
身体的な特徴を見られたり、
指摘されたりするのが嫌だったりして、
プールに入らないという選択肢をとる子どもが、
ちらほら見られる。
その子どもたちは、プールに入らないために、
体調不良を訴えたりすることが多くなる。
ここで、その指導者は言うのだ。
そうすると、たかだかプールのために、
生命活動が活性化する時期に、
わざとマイナスな体調を自ら作り出すことになる。
こんなもったいないことはない!と。
水泳の指導者が自ら水泳ごときで・・・という発言は重い。
だからこの指導者は、
そういった子どもたちに、
元気な夏の時期を過ごしてもらえるように、
プールに関する指導をボランティアでしている。
水になれることや泳ぎの初歩は、
この指導者にいわせると技術なのだそうだ。
私の長男も泳ぎが苦手で、
3年生だったかな?プールが辛そうだった。
でもまぁ、おかげさまで、
5年生になるころには、
何事もなくプールにのぞめるようになった。
4年生の次男は普通に泳げるようになっているし、
1年生の三男は、なぜかこの前、25mを泳ぎ切っていて、
親としてはチョットびっくりした次第。
季節と教育についてを、
そういった感覚で結びつけたことがなかったので、
とても新鮮な発想だった。
そうだよね・・・
やっぱ自分を偽るとそれが自分自身だと刷り込まれていく。
これが根拠のない自信程度だったらまだいいけれど、
大体は自分自身にマイナスイメージを付加し、
それを自分だと固定化することになるから、
あんまりよくないよね。
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