1月7日・・・そう、この日の夕方から発熱した。
この日以来、家では、
天岩戸状態・・・立てこもり犯?
ありがたいことに、家庭では邪険に扱われることはない。
だからこそ、逆に家族に申し訳なくて、
ますます強固に立てこもり・・・引きこもり・・・。
いや、話は1月7日のこと。
実はこの日の午前中に、
「議会だより」の最後のページである
がんばるさくほのチョー民
というコーナーの取材をしてきた。
今回は誰だろう?ということは、
明確にはしないでおこうと思う。
ただ、自分が取材に行くときもそうだし、
他の人が取材したときもそうだと思うが、
取材した量に対して、
ごくごく限られた内容しか紙面に載せられないのが残念。
本当に面白いところは、
取材した本人しか満足に聞けていないという現状は、
残念ながら、存在している。
今回、話を聞いた中で面白かったものの1つが、
ブランディングの階層化
というものだった。
まず、ブランディングって言葉が馴染みがうすい。
ブランディングとはなんぞや?
いや、そもそもブランドとはなんだ?
ブランドをまず簡単に説明すると・・・
あ~・・・そ~だなぁ・・・
消費者が共通に持っているイメージでしかも実態の価値がないもの
といったらいいか?
そしてそれを組み立てて、作っていくのがブランディング。
自分の理解度としては、
正しい表現かはさておき、
ようするに
名前のもつチカラ
といってもいいかもしれない。
ちょっとちがうかなぁ???
そのブランディングの階層化。
別の言い方をすれば、
というかオリジナルの言い方をしていいなら、
多重構造型多様性!
漢字をたくさん使えば、人は騙せるんじゃないか?
なんて思ってません。
普通は「AといえばB」のようなブランディングが一般的。
いわゆる昔なつかしいマジカルバナナだ。
数学的には「AならばB」であったとしても、
その逆の「BならばA」であることには必ずしもならないが、
もし、逆が成立するところまでいけば、
もうそのブランド力は最上位に来てるのではないかと思う。
例えば「ハンバーガーといえばマック」
「マックといえばハンバーガー」
とイメージができあがっていれば、
これはこれですごいことである。
が・・・広がりがないという印象を受けることも否めない。
マックにはハンバーガーしかないのか?
ってイメージになることもあるだろう。
そこで範疇化・・・
つまりカテゴライズをしながら階層を作っていく。
例えば、
長野県といったら・・・
長野市・松本市・上田市・・・。
んでもって、
松本市っていったら・・・
松本城・草間彌生・浅間温泉・・・
松本城といったら・・・
国宝・サイトウキネン・石川数正・・・
と、チカラをもった名前が連鎖していく。
多伎に及びすぎると、
名前のチカラが薄れてしまうということも否定できないが、
こういった階層化や構造化は、
意思にかかわらず思わぬ化学反応を起こすことがある。
そうだなぁ・・・
昔のパソコン通信を、
テレホーダイというサービスを知っている人なら
わかると思うが、
昔のパソコン通信からインターネットに変わったぐらいの、
化学反応がブランドでも起こるかもしれない。
まさに私のイメージではそんな感じ。
南佐久郡や佐久穂町は、
そういった意味では個々で素晴らしものがいくつもある。
しかしそれは質的なものではなく量的な大きさのために、
そして、ブランディングされていないがために、
小さなキラキラが目立たない。
まるで、星のひとつひとつみたいに。
それぞれの星を輝かせることはもとより、
やっていかねばならぬが、
おそらくブランディングの階層化というは、
その星々の間に線を引き、
星座を命名し、
その星座に物語を吹き込むことに他ならないのではないか?
そう思ったわけだ。
自分で言うのもなんだけど、
この星座の例はなかなかいい得て妙で、
オリオン座あたりの星を初めてみた人が、
あ、ギリシャ神話のオリオンだ!
なんて思うヤツ、ひとりもいね~から。
あの星の並びを見てコンボウ持ってるおっさんをイメージする人は、
断じていない!
でもね、私達日本人の大人は、大半が知っている。
あれがオリオン座だってことを。
あの砂時計の形のような星の配置だけを切り取って、
オリオン座という名前で冬の星座として馴染んでいる。
これがブランディングなんだろうと思うわけだ。
私もずっと思っているし、書き続けている。
佐久穂町の
そんな見えない線を引く仕事をしたいものだ。
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