新年そうそうのブログで、
葬式のことについて書くのはいかがなものかとは思う。
だけど、個人的な立場としての経験はもちろんのこと、
自分の知らない世界を垣間見たりするのは、
とっても興味深いという事実は曲げられない。
名古屋には名古屋市立の焼き場が2ヶ所ある。
今回、使用したのは八事斎場。
家から20分ぐらいのところにある大きな霊園を持つ所だ。
斎場と行っても決して山の中とかではない。
街中のど真ん中にある。
・・・そもそも名古屋市には人目につかないところなどは、
もう存在しないかもしれない。
さて、焼き場の職員とお話をしながら幾つか聞いてきた。
まず、焼き場そのものの職員は名古屋市の公務員である。
案内などをする職員は、業務委託されているということであった。
今回、焼き場でかかった費用は5,000円。
南佐久郡あたりの火葬代を私は知らないが、
安い!というのが第一印象。
というか・・・これが相場なのだろうか?
いや、名古屋市在住だからこの金額であろうことは間違いない。
一般的には5万円とか・・・
安くても15,000円・・・なんて話は聞いたことがあるから。
八事斎場の火葬炉というのかな・・・。
その数、46炉。(呼び方や数え方は正しいのだろうか・・・)
ちなみに父が火葬された12月26日は、
およそ50人の遺体が火葬される予定だという話だった。
かかった時間は1時間半ぐらいだったと思う。
私自身、火葬場に出向き、
その様子をまじまじと観察したことはなかったので気が付かなかったが、
残った遺骨は全部回収するわけではなく、
各部分の一部ずつを骨壷に入れていった。
改めて、驚く。
残りの遺骨は名古屋市が丁重に処理をするということだった。
ふむ。
実際に残りの遺骨はどのようにされるのだろう?
少し気になる。
随分前のことで、記憶も定かではないが、
愛知県のどこかで、
その残った遺骨から貴金属・・・
具体的には金歯などを回収して利益を得ていたという事件があったと思う。
全く、おぞましいというか情けない事件だ。
現在ではそういった問題を改善して入るとは思うが・・・。
また、遺骨の入った骨壷には書類が一緒に入れられていた。
お墓に納骨する際に必要となる書類だそうだ。
そりゃそうだろう。
現実的に火葬ならば、事件性がそれほどではないが、
土葬の国では、そういった書類もないと・・・。
ちなみに日本では一応、土葬は認められている・・・
が、現実的に土葬を許可している墓地自体がほとんどないと思っていい。
墓地に関する経営のことは都道府県の許可が必要なようで、
条例によって決まっていることが多い。
だから、現実的にふる~くからある墓地についてはいざしらず、
新しめの墓地については基本的に土葬をお断りするという形のようだ。
調べればキリがない知らないことの連続。
これから私は色々な手続きを行うことになるが、
すべてが新しく知ることばかりで・・・
広報編集調査特別委員会まであと日
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