スポンサーリンク

私的に次期佐久穂町議会の不安なところ

佐久穂町議会議員候補者のにしべ元和です。

応援ありがとうございます。

今日1日で選挙期間が終了しますので、

残りの時間をぜひ分けていただき、

3期目の議会活動をさせてください。

 

さて、自分が当選するか落選するかはさておき・・・

次の期の佐久穂町議会について、

不安なところや課題を少し列挙してみようと思います。

あくまでも私が不安に思うことなので、

そんなものかなぁ・・・と思っていただくぐらいで構いません。

ただ、佐久穂町議会にはそういった課題があるということを、

知ってもらうことはよいことだ考えています。

 

もちろん新人候補者の皆さんは知らないのは当然のことですので、

これを機会に知ってもらうのもよいかもしれません。

【佐久環境衛生組合議長の人選】 佐久穂町議会から佐久環境衛生組合に議員を3人出すことになっています。そのうち1人は申し合わせで議長職に、またもう1人は下水道委員会委員長につくことになっています。これから佐久環境衛生組合は、し尿処理施設を建設していくことになるわけですが、その一大事業のおりの議長となるので責任は重大です。しかも基本的には、佐久穂町議会議長・副議長は佐久広域連合議会へと参加をするため、それ以外の議員がその職をつとめることになり、その責任と立場はとても重いものになるはずです。
【監査委員の人選】 監査委員とは地方自治体の行政のお金の使い方を確認する立場の役職をいいます。例月出納検査や定期監査・決算監査などを行います。佐久穂町の場合、行政が任命した監査委員と議会議員から選出された監査委員の2人がその職につきます。今年度、長年監査委員を務めていただいた税理士の方が退任されることになりました。地方自治体において監査という役割は非常に重要な役割です。行政のお金の動きをよく知っている必要がありますが、その監査委員の1人を議会議員から適任者を選出しなければならない状況です。
【議会運営委員委員長の人選】 かつての町村議会レベルの議会運営委員会というのは、会期日程や議案の確認をするのが主な仕事でした。理想をいえば、議会運営委員会は議会運営全般の方針を決める委員会です。この4年間で、議会運営委員会の仕事も多岐に及ぶようになりました。議会基本条例の見直しや災害時における議会のBCP(事業継続計画)の策定、委員会条例の改正など、議会運営はもちろんのこと議会活動における司令塔の役割も担うようになりました。今後も、その担う役割は増えていくことになります。今以上に、議長・副議長とともに議会を支える重要な役職となるはずです。
【議会活性化特別委員会委員長の人選】 議会活性化特別委員会は、お出かけ議会・議会報告会・町民との意見交換会などの企画のほか、他議会との交流事業・議会研修などを2年間で議会主導で実施してきました。議会が主体的に議会活動をしてこれたのはこの委員会があったからだと私は考えています。それが、次期委員長の考え方によっては、仕事が多いからと規模を縮小するか、事務局に負担を強いる形をとるか、どちらかの方向に進む可能性があります。議会の見える化の後退につながる議会改革は容認できないところですが、この2年間で議員の仕事をふやしてしまったので、その反動がくるかもしれません。ぜひ、精力的に活動できる人にその任についてほしいものです。
【広報特別委員会委員長の人選】 議会広報誌の作成をはじめ、議会の広報を担う委員会が広報特別委員会です。これは私が猛省しなければならないことですが、ここ8年間のさくほ議会だより作成の取りまとめや推敲・校正は、委員長・副委員長と議会事務局がほとんどやっていました。仕事の偏りが著しくなってしまったのは私の責任であるかもしれません。これをいかに均等に仕事分散をするのかというと、編集という仕事がら、正直分散は難しい状況です。さくほ議会だよりの企画を分厚くしてきたことも相まって、次期の広報特別委員会委員長・副委員長の仕事量は他の議員と比べて多いものになってしまうことでしょう。しかもそこにはある程度の知識と技能が必要となってきます。難しいとこです。かといって、事務局任せにするような時代の逆行は避けなければならないと考えます。

以上が佐久穂町議会全体として私が考える悩ましいところです。

 

それ以外に、私個人が佐久穂町議会に参画しない場合の不安ももちろんあります。

逆説的にいうと、私が議会活動としてしてきた仕事を、

引き継いでくれる人がいるのか?ということでもあります。

【町民との意見交換会の児童会・生徒会・高校生の参加】 町民との意見交換会ではワークショップを実施しています。その最大分科会となるのがこども対象の分科会です。ここの担当は私が担ってきました。全参加者数の半数を担うワークショップとなります。小中学校との調整・高校生への声がけ・当日のワークショップの運用・まとめの会での発表など全部私がやってきたことなので、この仕事を誰かできる議員がいるだろうか・・・という不安はあります。たまたま私が教員であることがそれを可能にさせているのでしょうが。
【佐久穂小学校6年生議会傍聴・庁舎見学】 この企画は、私が教育長のご助力のもと、進めてきた企画です。実際の地方政治に直接ふれてもらう機会は主権者教育にとって重要なことだと考えてたからこその企画でしたが、この企画を継続してもらえるのかという大きな不安がのこります。とにかく調整などをふくめ、仕事がめんどくさいのです。まさか、めんどくさいから人に押し付けたり、やらないという判断をしたりすることはないと思いますが・・・。
【各企画での出費拡大】 議会報告会・町民との意見交換会のチラシや資料は、議会内で自前で制作していました。こういった仕事ができない集団であれば、税金をつかって外注をかけるしかありません。また、各議会交流会や視察の受け入れなどの際には、私が説明役・講師役をやっていました。その点については別の議員が担当できるかもしれません。が、もしそうでなかったら、講師を呼ぶことになり、そこには謝礼が発生するので、当然ながら支出がふえることになるでしょう。

とにかく、この不安は2つの要因から発生しています。

ひとつは当選した議員の技能が多岐におよんでいるか?ということ。

もうひとつは、当選した議員が仕事をめんどくさがらないか?ということ。

どちらとも、次期佐久穂町議会活動にとっての生命線になりうることです。

 

そういった観点も、特に町村議会議会議員選挙にはあるということを、

頭の片隅においていただけると助かります。

明日、佐久穂町議会議員一般選挙投票日

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました