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令和7年3月議会一般質問通告内容一覧と雑感

3月11日・12日と一般質問が行われる。

以下に一般質問の予定を載せる。

佐久穂町の場合、町長と町議会議員の選挙が同日のためもあって、

一般的に町長の任期4年の総括をせまる一般質問が多い。

ここ数回の一般質問と同様、

こんな風にリアルタイムでのメモをとっているので、

それをいつも通り、後日ブログにも載せる予定でいる。

 

ここからは一般質問に関する個人的な雑感。

個人的だから、多少偏ったものの考え方をしているかもしれない。

まぁそういったこともあるな・・・と大目に見てもらいたい。

 

一般質問は、

町政をただす、大事な機会であると同時に、

議員の問題意識や情報を共有する役割を持っているのはすばらしい。

公式の議事録にも残るという点でも重要なことだ。

 

だからこそ、残るのを嫌がって、

行政は確たる答弁は避ける傾向にある。

特に、町政の大きな方針、特に未来に向けての質問は、

ほんとに聞きたいことなのに、

明確な答えが返ってこないのが通例である。

 

ここに一般質問の大きな問題点がある。

そもそも政治的判断は、正解のない、未来への判断の繰り返しであるのに、

一般質問の場では未来について、明確な思いが語られることがない。

未来について語ることが、すなわち実行を約束する

と、質問した議員が勝手に判断しちゃうからだ。

そうなると、揚げ足取り議員に揚げ足を取られないために、

余分で迂闊なことは断じて言えない。

そんな危険なマネはできない・・・となる。

 

また、過去に私は一般質問で使用しようと思って、

佐久穂中学校当該年度卒業生の進学した高校別人数を教えてほしいと、

資料請求をしたことがあるが、

個人情報の観点から却下された経験がある。

あぁ、数字すら出せないのか・・・と思ったときの落胆たるやなかった。

 

ただ、今考えるに、

確かに私の政治的中心テーマである教育分野については、

そういう側面は多い。

教員個人の問題行動にかかわる保護者の思いや、

個人の生徒に関わる学校側の対応については、

一般質問は、公式で答えられない以上、何の訳にも立たない。

むしろ、問題を顕現させてしまって大事になることすらある。

 

そこから、私は直接的対応へと切り替えるようになった。

むしろ、そのほうが得られる結果が良好なことが多かった。

私は問題を解決したいのであって、

状態を良い方向に変えたいのであって、

それができれば、一般質問という手段や誰の功績かという問題は、

どうでもいいことだと思っている。

 

そうそう、そういえば、なぜだかわからないが、

私が一般質問で他の議員からディスられたこともあった。

ここまでくると、

一般質問っていったいなんなん?って正直思う。

 

一般質問が地方議会議員の唯一の仕事かのように、

住民の意識に定義づけをしたことで、

議会議員の仕事の自由度を狭めてしまったのは、

何を隠そう議会議員自身ではないか。

 

一般質問もしない議員が何を言ってやがる!という批判はごもっとも。

一般質問という尺度だけで測ればそういうことになる。

それが絶対的な尺度であると言うならば、

私に投票しなければいいだけの話だ。

 

もし、一般質問だけが議員の仕事ではないのでは?と、

少しでも思うならば、

西部が議員としての仕事をしていたかどうか、

他の議員と比べて仕事量が少なかったかどうか、

あたなの推す他の佐久穂町議会議員に聞いてみてもらいたい。

 

私は、いまの地方議会議員のあり方に、

ひとつのアンチテーゼを掲げているにすぎないのだから。

 

令和7年3月定例会一般質問まであと5日

 

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