2月10日・12日に長野県高校入試の前期選抜行われた。
そのうち2月10日は前期選抜の実施高校で、
今年から前期選抜で課せられることになった
学力検査が行われた。
とはいえ、第2通学区の野沢北高等学校理数科を例にとると、
調査書が70%、面接20%、学力検査10%の割合となっていて、
現実的には合否に関してさしたる影響は与えないのは、
容易に想像できる。
で、実際のテストを載せるが、ここでは理数だけにしておく。
興味がある方は長野県教育委員会のホームページを見てほしい。
5教科で350点を取れる人はほぼほぼ満点が取れるのではないか・・・
というのが率直な感想である。
実際に受験したこどもに聞いてみると、
全部、4択の記号問題なこともあってか、
当日の試験でも、30分の時間も十分だったらしく、
なんども解答欄の記号間違いがないかを確認していたとのこと。
もちろん受験校によってその様子はマチマチだろう。
公立高校入試というのは一般的に、
学力層に関係なく同じ問題が使用されるのが常なので。
さて、さまざまな意見があるからこそ、
こういった入試制度というのは常に変化を続けていて、
しかも行ったり来たりしている印象もないではないが、
今の率直な印象は手間ばかり多くて、
結局、その様々な手間の影響は微細で、
ほとんどが中学校からの調査書で、
合否を判断せざるを得ないというのは、
この前期選抜制度自体、いささか虚しさが残る気がする。
前期選抜の合格発表日は2月19日。
他の受験者の調査書すべてを把握できるわけはないなか、
結局、自分の調査書の数字・・・いわゆる内申点が、
受験者の中でどのような位置取りにあるのかがわからない以上、
予測も理解もあったものではないのだから、
一喜一憂するだけエネルギーの無駄なので、
今すぐ、さっぱり切り替えて、
後期選抜に向けた学習を進めるべきだろう。
どうせ、高校入学したら、
今よりももっと自律して学習を進めなければ、
進級できずに、
留年などの事態に直面することになるのだから。
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