昨日の夜、佐久穂町役場で
旧佐久東小学校跡地利用の経過説明会が行われた。
住民の参加者は、町議会議員も含めて約50名。
佐久穂イエナプランスクール設立準備財団から2名。
町長・副町長・教育長および役場職員が約10名。
そういえば、以前のブログで書いていなかったので改めて・・・。
副町長は相馬信治さんに、
教育長は倉澤誠さんになりました。
話を戻す。
町の説明によると、
すでに大日向地区への説明済みで、かつ全区長から承諾をえており、
5月の末ぐらいに
佐久穂イエナプランスクール設立準備財団との仮契約と覚書の締結をする予定。
さらに6月の定例会の中で議会の承認を仰ぎ、
6月19日以降に正式に譲渡にうつるそうだ。
平成30年6月に設置認可申請を行い、早ければ同12月に許可が得られるらしい。
平成31年の4月には開校したいとのことだった。
基本的には、
学校に通う子どもとその保護者の移住
地域との交流および雇用の捻出、
地産地消のもと、出資者の株式会社であるグローバルによる野菜などの購入、
佐久穂小中学校との交流
などを念頭においているようだ。
大日向地区としては、学校を学校として利用してもらえるだけではなく、
雇用と販売という旨味もある。
さらに、学校を指定の避難所としての役割を維持することはもちろん、
地域の人に活用してもらえるような空間にすることも構想の中にはある。
たとえば、保健室で地域住民が健康チェックをするなど・・・。
そして、あくまでも個人的意見として、
以前からイエナプランスクール設立準備財団の方に伝えていたのが、
サマースクールや研修のための宿泊施設として、
臼石荘を上手に活用することができないだろうか・・・
ということ。
高速道路の建設が一段落すれば、
今度は国道299号の整備ということになるかもしれない。
いや、個人的にはぜひなってほしい。
旧佐久東小学校は別の学校として再利用され、
かつ、臼石荘が学校の施設であれ、別の形であれ、
宿泊施設、研修施設として再利用されるなら
これほど嬉しく、しかも落ち着いた感じの未来図はない。
あくまでも、私の妄想の域ではあるが・・・。
ちなみに説明会自体は・・・。
やっぱり佐久穂町の人たちは親切かつ親身だと思った。
賛成にしろ反対にしろ、注文があるにせよ、懸念があるにせよ、
無関心ではいられない、熱い思いがあると思う。
先程の私の個人的な意見も、
説明会の中で、住民の皆さんから出ていた。
イエナプランスクール設立準備財団の人が以前、言っていた。
「佐久穂の特に大日向の皆さんの対応を見ると涙が出るぐらい嬉しい」って。
普通は文句ばっかり言う人が多い。
でも、佐久穂町の人は、おそらく建設的な意見や要望が多いのだと思う。
なによりも大日向の人たちは歓迎の意を示すことを忘れてはいない。
大したものだと思う。
そういった意味でも、説明会は良かった。
まぁ多少私としては・・・な所もあったけど・・・うぅ~ん・・・。
少し議員が話しすぎちゃったかなぁ・・・。
イエナプランスクール設立準備財団の人には、
今後も是非定期的に大日向で
説明会というか座談会みたいなものを
やってくれるようにお願いをした。
だって、
地域で盛り上げたいと思っていても、
その窓口やきっかけがなければその動きに参加できないし、
盛り上げたい気持ちがあってもその機会を与えられなければ、
へそを曲げちゃう人だっているかもしれない。
多くの分野において地域と学校とをつなぐパイプ役になる人材を
イエナプランスクール設立準備財団の人は多数複数獲得しておくべきだと思う。
それこそ人材バンクのような・・・。
逆に地域からの盛り上げが多ければ、地域にしても学校にしても、
色々なチャンスが巡ってくるだろう。
私立だからこそできる教育があるし、
私立だからこそできる地域との関わり方がある。
だから、双方が、そこを上手に利用して協力しあえればなぁって思う。
それが結局、信頼というものになっていくのだから。
6月定例議会まであと8日
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