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こどもセンター業務委託とこどもセンターの拡大性!

1月29日に行われた1月臨時会にて、

補正予算案が審議され、全員賛成で可決されたが、

その中のひとつについて、

今回は記事にしていこうと思う。

これは今回提出された補正予算内の債務負担行為。

債務負担行為というのは、

複数年に関わってお金を使う場合に計上するもの。

それは、いわゆる財政自体が単年度会計であることに由来する。

 

で、ここにある

こどもセンター運営に関わる業務を外部委託することに対する債務。

つまり、

こどもセンターの運営を外部委託する

ということだ。

 

今、佐久穂町のホームページに掲載されている

こどもセンターに関わるプロポーザルについての紙面を載せる。

ちなみにリンクはこちら

現在のこどもセンターのあり方を改善するための方法として、

民間業者の記述や知識を利用しようとしているわけだ。

 

ちなみにこの委託は、

駒出池キャンプ場や道の駅八千穂高原の場合の、

指定管理制度による委託とは違い、

佐久穂町こども課が責任を持つかたちの業務委託である。

そういった意味では、

こども課が業務の指示をできる状態であるのには、

少し安心感はある。

 

ただ、私個人としては少し注意を喚起したいことがあったので、

直接、こども課に行ってお話をしてきた。

 

私が気にしているのは、

プロポーザル募集要項に、

今現在の業務として記載してあるということ。

いやいや、ごもっともでそれが当たり前であるが、

それでも注意喚起として、

今後のこどもセンターの役割の拡大が想像される中で、

その拡大性を業者が認識してもらえるかどうか?

について言及させてもらった。

 

佐久穂町こどもセンターさくほっこは、

単なる学童兼児童館ではない。

もうすこし大きな目的をもった施設として設定されている。

 

今後の広がりとして、

佐久穂中学校の延長部活や、

佐久穂町を中心として動き出している合同部活動のケア、

佐久穂在住の高校生に対する居場所づくり、

多年代での交流事業など、

さらには佐久穂町としての企画だけでなく、

新設されたこども家庭庁によって、

新たな子どもへの支援が要求されることもあろう・・・。

 

こういった状況下で、

多様な時代的な変化に対応するためには、

こどもセンターの業務を狭めて明確化しすぎるのは、

今後の動きにとって支障が多いように感じられるのだ。

 

プロポーザルに際して、また予定業者確定後にも、

民間業者との対話がなされる機会があろうと思う。

その時に、

こういった変化に対応していく思いがあるか否かは、

私の中では1・2を争う重要事項になると感じている。

 

ビジネスとは利益の集中のために顧客の集中を行う。

教育上、誰ひとり取り残されない・・・と表面上は言っていても、

ビジネスは全網羅的なものではない以上、

そこにズレが生じるのは当然のことだ。

 

しかしそのズレの位置が、

民と官、そして利用者である住民が納得できる所にすることは、

住民の奉仕者である官の側にとって、

最大の重要項目ではないかと思うのだが。

 

明日、町民交流会開催

 

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