新しいシーズンになって、
円谷プロダクションの新しいウルトラマンが始まった。
その名も、
ウルトラマンブレーザー。
名前はともかく、
おそらく新しい基軸のウルトラマンの存在だと思われる。
M421出身という設定であるが、
まぁ1話目を見て驚いた。
正直な話、そのウルトラマン・・・
知性が低い。
狩りを生業とする原住民的な、
伝説の格闘ゲームストリートファイター2でいうと、
ブランカのような・・・
今までの、M78やU40、O50最近ではD60なんかもあるが、
いわゆる異星人としてのウルトラマンというのは、
憑依型にしろ擬態型にしろ、
大抵は人の進化の先にある存在として、
当然ながら知性というものがごくごく普通に存在する。
ざっくりいうと正義という概念があるといえる。
平成に入って円谷プロの版権の関係から、
一時期、ウルトラマンティガ・ダイナ・ガイアと、
いわゆる異星人としてではないウルトラマンが放映されたが、
それとて何らかの力が人に宿っているので、
人の知性までは保証されている形になる。
だが、今回はそれをあえて感じさせない作りだ。
子どもにはよく言い聞かせるが、
何かを変えていくためには、
思いだけでも力だけでも、それはなし得ない!
だから思いだけでなく力をつけなければならないし、
ひょんな事で力を持つに至ったとしても、
そこに思いというものがなければただの暴力にすぎない・・・
ということを言っている。
今回のウルトラマンというのは、
ウルトラマンという絶対的に近い力を持つ存在が、
人とのつながりの中で、
正義などを中心としたあらゆる価値観や概念に対して、
知性をつけながら価値を創造することを通して、
その本質に迫ろうという作品なのかもしれないと思う。
Youtubeではその都度その都度の見逃し配信しかしていなが、
機会があったらぜひ1話目を見てもらいたい。
きっと、すでに持っている価値観というもを、
改めて確認してみなければ!
という気持ちになれると思う。
つまり、既価値観の再検討だ!
これは、政治の立場に立つものとして、
常に意識しなければならないことだと私は思う!
コメント