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いつまでも覚えられない?

今日は佐久公共職業安定所、通称「職安」に行ってきた。

午前は、雇用保険説明会。

午後は、求職活動の初回講習。

 

職安っていう言葉の響き、

私の年代であろうはずがないのに、なぜかしっくりくる。

逆に、いつまで経っても覚えられない・・・。

ハローワーク・・・。

何度もその言葉が脳から喪失し、

そして出てくるのは、

ほら、車の備品なんかを売ってる

イエ○ーハット・・・。

何度言おうとしても、脳内にはイエロー○ットしか浮かんでこない。

 

これは既に脳が若くないということだろうか・・・。

いやいや、小さい頃も同じようなことがあった。

したじきとひきだし

の区別が全くつかなかった時期があったのを思い出す・・・。

 

ちなみに今回、皆さんのおかげで佐久穂町議会議員になったわけだが、

職安・・・じゃないや、イ・・・ハローワークで聞いたところによると、

それ自体は就職したことにはならないということらしい。

ハローワークの職員曰く、重要なことは、

① 就職しようとする意志があるか
② 週20時間以上の就労をしていないか

ということのようだ。

 

さすがに立場が立場だし、

このようなことで政治家としての足元をすくわれるのも嫌だからと、

何度も確認したが、

やはり基準は、①と②・・・。

そういった意味では、

①については、

佐久穂町議会議員として活動していない時間は、

働かなきゃ生活できないし、

従って、その意思はめっちゃある訳だ。

条件が合うかどうかってことで、色々と制約は出てくるけど・・・。

②についても、

実質的に誰もが認めることができる議員としての就労は

年間を通してみるとたぶん週20時間に満たない。

私が、たとえばこのブログを書いている時間を議員活動としてカウントする、

なんてことになれば、

週20時間以上の就労になるかもしれないが、

さすがにそれは万人が認めるところではない。

 

よって、私は、

雇用保険の制度としては、失業者であり雇用保険受給資格者となってしまうようだ。

 

とはいえ、

とりあえず「選挙に出るため」という自己都合の退職のため

3か月は給付制限という期間になり、失業手当は保留となる。

ハローワークの職員の方との話で、

とりあえず給付制限の3か月間は、動きも含めて様子を見ることになった。

 

このあたり、正直、私にもよくわからない。

だから、常に素直に自分をさらけ出して、対応するしかない。

 

いずれにせよ、今日は1日、そんな手続きにいってたわけだ。

 

ちなみに、雇用保険受給資格者は、

それであり続けるために、

コンスタンスに求職活動をして、求職活動実績を残さなければならない。

講習を受けたり、セミナーを受けたり、

職業訓練を受けたり、面接に行ったり・・・

つまり、就職するための活動をしている

という証明をしなければならないのだ。

 

おもしろそうなのは、それらの講習やセミナー。

今日の初回講習では、

ハローワークの使い方を学んだり、

現状の就職についての状況を教えてもらったりした。

今後もそういった講習やセミナーが定期的に行われるようだ。

まことに興味深い・・・。

 

ちなみに今日、へぇって思ったのが、

佐久地区の求人倍率。

えっと、就職しようとしている人数÷企業が求人している人数なんだけど、

佐久地区は、1.56。

つまり、100人の就職しようとしている人がいて、156件の募集があるってこと。

ちなみに全国は1.43だそうだ。

要するに、ぱっと見、

就職しようと思えば、就職先は十分にある。

ということになる。

なる・・・が、

問題なのは中身。

例えば、仕事の種類。

専門性を持っている仕事なんかの場合は、

就職しようとしている人数よりも、募集している人数の方が圧倒的に多い。

多い・・・が、

専門性を持っていないと自分のことを思っている人が多いためか、

再就職には現実的に結びつかないようだ。

逆に、一般事務は、就職しようとしている人数の方が多く、

募集している人数が不足しているという。

要するにそういうことなのだ。

賃金についても、労働時間についても、

いわゆる全体的な労働条件だって、

大きな影を再就職に落としていると思う。

 

佐久穂町もそれは同様。

佐久穂町の人口を増やすって言ったって、

佐久穂町で生活できなければ、仕事に就けなければ・・・住むわけがない。

働き口をどうやって確保するか。

また、労働条件がよい仕事をできるだけ多く提供できるか。

 

・・・。

 

ただ、私個人が少しだけありがたいのは、

そんな厳しい状態を、

町議会議員になろうとしたことで味わえていること。

経験できているということ。

だから思うんだよね。

生活に困っている人こそ町議会議員になった方がいいんじゃないって。

議員報酬の18万円が高いか安いかということより、

生活がそれなりに安定した人しか、

現実問題として議員になれないというか、

議員なんかやってられないというか、

そういったことが、町民と議員との距離感の要因のひとつなんじゃないかなぁ?

今後、自分が町議会議員として活動していく中で、

そういったことを見極めていかなくてはいけない立場なのは

間違いないと思う。

 

初議会(第3回臨時会)開催まであと1日

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