5月17日に道の駅事業特別委員会が行われた。
基本的には、
情報収集と意見交換が主な目的となっているので、
委員会自体は非公開で行われている。
そうでなければ、
ざっくばらんな意見交換がしづらい。
思っている以上に
行政の公式発言や議員としての発言は、
その範疇が狭いのだ。
さて、ちょっと気を取り直して・・・。
ある家族があって、
父ちゃんが母ちゃんに家計から高額のお金を要求。
なんでも、いい投資先が見つかったとのこと。
この投資はうまくいくから、
うまくいけば家族も金銭的に楽になるから、
ぜひおねがい!と言う。
父ちゃんは言う。
失敗することはないから大丈夫・・・と。
さて、母ちゃんは父ちゃんを信用して、
苦しい家計からそのお金を捻出するだろうか?
母ちゃんとしては子どものためにも家族のためにも、
軽々に賛同する訳にはいかない。
母ちゃんにはそれだけの責任がある!
ここで母ちゃんの判断材料となるのは、
父ちゃんが投資しようとしている先の、
投資先のそれ自体の状態・投資先の運用方針・運用方法、
その投資が家族にとって幸せにつながるか・・・
そして父ちゃんそのものの信用度。
父ちゃんへの信用度はともかくとしても、
きっと母ちゃんは、
投資先そのものを自分で調べることになるだろう。
カンのよい方はわかってもらえると思う。
母ちゃんは少しでも判断材料になる情報がほしい。
さらに言えば、その情報を精査したりする時間もほしい。
家族を守るのは父ちゃんの役目でもあり、
母ちゃんの役目でもある。
リスクマネージメントをするのは、
この場合、特に母ちゃんの重要な役割となる。
ところが、今の母ちゃんは、
当日に資料を配布され、説明され、
さぁ是か非か!と迫られる。
これでは母ちゃんの役割は十分に果たせない。
だから、母ちゃんはきっと、
父ちゃんに根掘り葉掘り聞くだろう。
父ちゃんは次第にうっとうしくなるに違いないが、
それでも家族を守るためだ・・・
諦めずに根掘り葉掘り聞くだろう。
時には、父ちゃんに、
こんなこともわからないのか!って怒鳴られるかもしれない。
それでもやめる訳にはいかない。
父ちゃんにも家族の状態を良くしたいという正義がある。
母ちゃんにも家族を守りたいという正義がある。
きっと投資先も詐欺まがいでなければ、
顧客のために利益を上げたいという正義があるに違いない。
みんな正義を胸に秘めているから、
自分の正義が認めてもらえないとイラつく。
すべての正義が正義であるのに、
このために家族がギスギスするのは切ないことだ。
キレイごとだが、結局は、
尊重すること・尽くすこと・・・
この2点が必要なのだと、
私自身は言い聞かせているのだが。
本日、道の駅事業特別委員会
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