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続・議会を見てきた!

ちょっと前、議会を見てきた!の時、すでに、

3月8日に一般質問が行われることは、町のホームページで知っていた。

だから、高校入試後期選抜の朝応援に行った後、

佐久穂町に戻ってきて、

議会を傍聴。

 

と、その前に

再度になるが、佐久穂町のホームページがリニューアルされた。

見やすくなったという評価はもちろんあるが、

それ以外にも

「リニューアル」という現象自体が

人の心をワクワクさせるんだなぁってことに気づく。

ぜひ、見てみてくだ・・・あれ?

元のデザインに戻ってる?

 

見る人が増えれば、改善点が集まって、

改善点が集まれば、気持ちよく改変できる。

たまに、言い方に愛を感じられない文句もあるけど、

それはきっと、他の人の愛情を感じるために必要な要素であると理解すると同時に、

言い方を工夫したりする経験が大切なんだと理解する機会にすればいい。

教育に関わっていると、そう思えるから、

子どもたちに自分の気持ちを伝えてあげられるんだと思う。

 

で、さらに佐久穂町議会のFace Bookがあって、

そちらからも議会で一般質問が実施される趣旨のタイムラインが流れてきた。

もちろん、「いいね!」してないと見られないのかもしれないけど、

でも、そういったことが行われてるとわかっただけで

好感が持てるというものだ。

 

一般質問は興味深かった。

仕事の関係で午前中しか見ることができなかったが、

傍聴者用の一般質問の内容が書かれた資料も置かれていたし、

やっぱ、議会を傍聴するなら一般質問かぁって、

ちょっと納得した。

あ、その資料はこのページの一番最後に見られるようにしておくね。

最初は堅苦しい感じもあったけど、

時々笑いもこぼれ、

そして涙もこぼれ・・・

最近、極端に涙もろくなっている自分がいるのに気がつかされた。

でも、素直に笑って泣くのが、本来の人の有り様だと思うから・・・。

 

今回、一般質問の傍聴をしてわかったこと。

 

町議会議員には質問の時間が1時間与えられるってこと。

壁に映されたデジタルタイマーが時を刻んでいくんだよねぇ。

1年に4回の定例会があって、町議会議員の任期が4年だから、

町議会議員には16時間の総質問時間があるってことになるらしい。

間違えてたらすみませぬ。

その中で、基本は町議会議員が質問して、

町長なり、行政の課長なり、が答える。

これを受けて町議会議員がまた質問をする・・・。

そういったやりとりを繰り返す。

要するに一問一答形式となる。

普通の一般の人が見ていると、

質問する側と答える側の役割が決まっているために

いわゆるみんながイメージするような「議論」という感じを受けない。

まぁ、そもそもが議会が、ケンケンガクガクの議論をする場なのか・・・

ということもある。

町長や行政の課長も質問し返せば議論ぽいのに・・・

そうしたら、なんだか議論が活性化するだろうに・・・

って思う人もいるだろう。

・・・実は、できるんです、それ。

行政側から質問した議員に、質問を仕返すってこと。

これが、反問権。

佐久穂町議会基本条例の第8条に認められている。

まぁ、もっともその条例ができたのが

平成28年10月施行だから、つい最近のことだけど・・・。

だから、そういったシーンも、長く傍聴を続けていれば見られるかも。

 

ただ、そうはいっても、

議員が1人で調べて、町政に関する質問をしたとして、

その質問に対する行政側からの反問を、

真正面から受ける準備が、果たして議員1人にできるだろうか・・・。

だって、行政側はさ、それでも人がいっぱいいるわけじゃん。

各セクションがあってさ、知識も専門的で。

俗っぽく言うと、

行政側に言い返された議員がタジタジになってしまう

というシーンは容易に想像できる。

そう思うと、議員にとって反問権を認めるということは、

結構大きなリスクなんだと思うのさ。

そのリスクをわかってて受け入れてるのは、ある意味覚悟を感じるわけだ。

議会というのは、行政と同じように、

町をよくしていこうとする、

町の運営を担う一翼なんだっていう覚悟なんだろうね。

 

正直、こうやって見てみて、調べてみなければ、

知らないことばっかりだし、

改めて考えてみないと、気づかないことも多いわけだ。

だから、知ろうと思うし、知ってもらいたいと思う。

 

子どもによく言う。

恐怖・不安・怒りという、負の感情の多くは、

「よく知らない」ことから生まれるんだよって。

全く知らないと、それは恐怖の対象になるし、

なんとなくしか知ることができないと、不安が頭をもたげてくる。

逆に、情報の断片をちょっとだけ知って、

それが自分に不利益だとわかると、言いようもない怒りがわいてくる。

だから、よく知りなさい、知ろうとしなさい。

自分の気持ちをコントロールできるようにするために学習をしなさい。

人に優しくなれるように学習しなさい。

って、言ってきたし、今でも言っている。

自分もやはり、そうありたい。

 

だから、是非、

町民は、議会や行政の場を見にいこう。

議会や行政は、見てもらえるように工夫しよう。

そして、私はできる限りみんなに伝えよう。

それぞれの立場でそれぞれに課せられた課題は違うはず。

何が正しくて何が間違っているとかにこだわり過ぎて

未来の道を閉ざしてしまうような落とし穴にはまらない様にしたい。

関連記事『親や先生のための中学生への対応力向上を目指すブログアリとキリギリスに見るダメ対応

http://nishibe.sakuholearning.club/wp-content/uploads/2017/03/20170309140330.pdf

最後に、さる3月5日の事故で亡くなられた方々に、哀悼の意を表します。

・・・ 町議会議員選挙の告示まであと27日 ・・・

 

 

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