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府中市市民保養所やちほの今後と政治力?

4月14日13:00より佐久穂町議会で、

全員協議会、

道の駅事業進捗状況説明会、

議会報告実行委員会と立て続けに会議があった。

 

全員協議会では、

産業振興課より府中市民保養所やちほについて、

その後の経過報告などを受けた。

 

もともと佐久穂町と姉妹提携都市である府中市は、

佐久穂町にある府中市民保養所やちほを保有している。

しかし府中市議会で令和3年3月策定の基本方針で、

施設を有しないことを決定した。

今後、施設の民間譲渡にむけて府中市は、

プロポーザルなどの手続きを進めることになっている。

ちなみに令和5年度については、

民間委託により7月から運営を再開する予定。

これも、予定では令和5年度中ということになりそうだ。

 

参考までに、

府中保養所やちほの建物は府中市の持ち物となる。

敷地は、佐久穂町から借りているという状態らしい。

となると、

府中市が民間譲渡を・・・となると、

無償か有償かは別として建物のみの譲渡ということになる。

 

今後、佐久穂町にとって重要な事項というのは、

その敷地について。

民間譲渡後に譲渡された民間業者が、

引き続き土地を佐久穂町に借りるという形態が、

望ましいというか、一般的というか・・・。

当然ながら、土地の賃借料については、

現状と同じままに可能な限りしたいところ。

 

一方で、いくつかの未来の分岐として、

産業を維持するために、

佐久穂町が保養所の土地に関して何らかの譲歩をする

ということも考えられなくはない。

もちろんそれが政策として、

佐久穂町の活性化につながるのであれば、

ひとつの未来としては理解できる。

理解はできるが、

土地までも佐久穂町からの民間譲渡?

なんてことになると、

もう一つの未来が大きく口を開けることになるが・・・。

 

そんなことを思った次第。

 

未来というのは様々なパターンが存在する。

それらはすべて予想できるものでもなく、

まったく予想の域をこえるものさえある。

そんな多種多様な未来に対して何らかの手を打つのが政治。

だから結果としての正解不正解ならまだしも、

その課題に直面した場面での是非は判別しづらい。

 

評価は後世の歴史家がきめる・・・

とは、よく言ったものだとおもう。

 

もっと、下衆な言い方をすれば、

それが正解だと思い込ませたり、先導したりするのが、

政治力の重要な一側面であるといえるかもしれない。

現実的な考え方として、

プラシーボ効果と同じように、

多くの人が正解だと思って起こされた行動は、

おおむね正解だと思う補正バイアスがかかるだろうから、

結果に対してよい補正が入ることも多く、

思い込みや先導が必ずしも悪いことではないとも思う。

むしろ、いいことの方が多いのではないかとも思う。

 

いずれにせよ、

府中市市民保養所やちほについては、

今後も注視していく。

 

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