3月28日に3月臨時会が開かれた。
提出された議案は1件で、
奥村土牛記念美術館の耐震工事に関する、
工事請負契約。
なんで3月議会定例会が行われたばっかりなのに、
3月28日の年度末に臨時会を開いてまで議案にしたのかには理由がある。
この奥村土牛記念美術館の耐震工事については、
予算の関係上から令和4年度の事業と位置づけられている。
つまり、令和4年度中に工事が始まったということが重要になる。
工事が完了しなければ、繰越明許の処理をすることになる。
繰越明許費とは、歳出予算の経費のうち、その性質上又は予算成立後の事由に基づき、年度内にその支出を終わらない見込みのあるものについて、予算の定めるところにより、翌年度に繰り越して使用する経費をいう。
まぁ忖度なく言っちゃえば、
ギリギリに議案を通した・・・といったところ。
結局、繰越明許をするので来年度の工事になるわけだが、
どうしても令和4年度予算で執行しなければならない
事情があったということだ。
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