10月19日は全員協議会が行われ、
3つの報告事項が行政側からあった。
今回はそのうちの1つ。
八千穂高原にある府中市民保養所について。
東京都府中市は人口約26万人。
佐久穂町の姉妹都市となっていて、
佐久穂町の八千穂高原に市民保養所を所有している。
この度、府中市の保養所などの整理において、
府中市民保養所やちほは維持しない
という方針となったという。
まぁ、建物の老朽化やら時代の変遷から考えて、
ありうる決断であろうとは思う。
佐久穂町としては、正直どうしようもない・・・。
当然ながら府中市の市政自体に介入できるわけもなく、
佐久穂町が府中市に対して責任を問うことなど、
冗談でもできることではない。
結局のところ、
更地にして返してもらうより他ない、
と、私は個人的には思う。
ただ、こういう話が出てくると、やはり、
もったいない・・・
という思いがある人が出現する。
人情的にはとってもわかる話だが、
そこは知らないがゆえの親切心なのだろうとも思うのだ。
いきなり別の話をする。
八ヶ岳カントリークラブが今年で閉じるという。
今でも、プレイすればいいゴルフコースだ。
もちろんラウンドするたびにいろいろな人から、
もったいない!
という声が上がる。
誰か継続してここを運営しないだろうか?
という願いも口にする。
だが、すでに施設の老朽化を回収するだけの
売上を出せないらしい。
いや、建物だけならなんとかなるが、
私達には見ることができない
地下に埋まっている各種配管などが、
もうどうにもならないほど老朽化して、
しかもその改修費がかなり高額になるのだそうだ。
優しさを持つ人だからといって、
博識なわけではない。
というか、普通、専門家でもない限り、
そんなことすべてを理解できるわけではない。
だから、優しい人をせめることなどするつもりはない。
が、そこには正確なデータとそれに基づいた判断が、
必ずしも伴うわけではないというのも事実だ。
そんな話を思い出しながら、
すべての手立てを検討することを諦めてしまわない・・・
という大前提をした上で、
府中市民保養所やちほの今後の動静を見守っていきたい。
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