お盆の最中は、
名古屋で一人暮らしをしている母の元へ帰った。
最近、子どもたちに色々と体験をさせてやれてなかったので、
コロナ禍の中で何かできないかと、
ずっと思っていた。
そこで、名古屋に帰ったときに、
小学校からの友人に頼んで海釣りに連れて行ってもらった。
子どもたちと魚との触れ合いといえば、
夏のイベントのマスづかみと、
八千穂レイクの釣り堀でできるニジマスのエサ釣り。
海から魚が出てくるのを体験したことがないのに気づき、
今回、その計画を立てた。
当日、夕方ぐらいから、
初心者典型のサビキ釣りをさせてもらった。
なんだかんだいって、
道具は友人が全部そろえてくれた。
私の実家にも過去の遺物である釣り竿やリールがあったので、
サビキ釣りなら・・・ということで、
それも持っていった。
結局、垂れた釣り糸は6つ。
もちろん息子3人とも釣り糸を垂れることができた。
サビキ釣りというのは、
撒き餌をかごに入れて海中でゆすり、
その撒き餌である小エビに似た毛針・疑似餌に、
小魚が間違えて食いつく・・・という釣り。
理屈がわからなくても、
なんとなく釣れて、その経験を重ねていくと上手になる。
子どもはそんな流れでどんどん上手になっていく。
私ぐらいになると、
その仕組が知りたくて、
知った上で経験を重ねていきたいと思ってしまう。
といっても、最近は便利な世の中で、
サビキ釣りの海中映像とその解説が動画で見られる。
たとえばこんなの。
で、釣果といえば、
途中で数えるのをやめてしまったほど、
セイゴや豆アジ、サッパ、コノシロなど30匹ほど釣れた時点で、
友人妻と私の妻・三男で持ち帰れるように捌き始める。
そんな中でも継続して魚は釣れる。
もう、そっからはリリースしたりもするようになる。
結果的には、子どもたちにとっては大満足の釣果だった。
最後の最後には、アカエイがかかってしまい、
子どもたちは大物がかかった釣り竿の感触を味わった上、
アカエイの実物を見て、
それも大満足な経験だった。
翌日、妻と子どもたちのがんばりで、
捌かれた小魚たちを2度揚げし、
甘酢だれに漬け込んで、
美味しい料理に変貌していた。
その日の夕方に、
知人たちにそれを振る舞ったが大好評だった。
というわけで、貴重な経験をしたと自負するわけだが、
最近、釣りやゴルフの人気が再燃しているのも、
コロナ禍でわかりすぎるほどわかることだ。
私もその一部であることもよぉくわかった・・・。
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