国の政策に介護予防拠点事業というものがある。
いわゆる公民館をそういった拠点にしようというもの。
介護を住民相互で予防していくことによって、
少しでも医療費を抑えていく方向性をつくろうということだろう。
そういった活動がなされるならば、
公民館の改修費用を補助してくれる。
佐久穂町内の各区の公民館のいくつかは、
すでにこの補助金を使って改修を行っているが、
改修をおこなったのはいいけれど、
どうやって介護予防拠点にしていくのか?
という命題が浮き彫りになっているのが現状だ。
川久保公民館では、
今の区長が、夏休みの子どものラジオ体操を利用すること、
そしてそのラジオ体操のあとに、
学習支援などを実施しよう
という考えを持っているようだ。
介護予防拠点事業とはいうものの、
その活動のあり様はもっと広範囲におよぶ。
実施されるかどうかはいまだ明確ではないが、
アイデアとしては素晴らしいことだと思う。
いずれにせよ、ハード面での補助は、
ソフト面での責任を負うということは確実だ。
もっとシンプルに考えると、
ようは公民館で健康増進の企画を入れればいい・・・
ということになる。
ところがそれを企画するとなると、
ただ単に区内で順番に回ってくる役職としての区長を担った人には、
その企画運営は非常に荷が重いのは周知の通り。
そこで考えられるのが、
それらを請け負う団体の存在だ。
それを佐久穂町地域いきいき健康クラブが担えないだろうか?
と思うわけだ。
こちらも当然ながらボランティア活動ということになるので、
そうなると、同様に責任という意味でも荷が重いのは同様だ。
でも、前の記事にも書いたように、
大人の体力測定会を千曲病院の理学療法士にやってもらうように、
つなぐことぐらいはできる。
というか、区としてはそれで十分な活動になるのではないか?
そういう新たな広がりを、
佐久穂町地域いきいき健康クラブは求められている・・・
いや、求められているのではなく、
自らその責務を担っていく必要があると実感するわけだ。
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