11月17日には11月臨時会が行われたが、
それと同時に全員協議会も行われた。
その中で説明があったのが、
信濃毎日新聞でも載っていた佐久穂町保育士による
不適切な指導についての話。
こちらがそのプレスリリース・・・
つまり報道機関に送る書類。
起こってしまったことはもとには戻らない。
だから再発防止に努めることと、
その事象について影響のある事に対して、
最大限のケアをすることが、
なによりも大切なので、
この対応はこれ以上でもこれ以下でもないと思っている。
もう既に年数が経過しているので、
ここでこうして書くが、
佐久穂小学校で教員の不祥事があった際に、
前教育長とお話をさせていただいたり、
該当クラスの保護者とお話をしたりした。
保護者の意向に耳を傾けつつ、
それでも子どもたちの教育環境が悪化しないように、
保護者の言動などにも注意を促したりした。
正直、嫌なことを嫌ということは大事だが、
必要以上に他者をおとしめるの愚は、
自分や自分のまわりの子どもたちに良い結果をもたらさないことが多い。
うわさレベルの話をしたり、
人を悪く言うことで自分たちの権利を主張したりする・・・
そういった大人を間近に、
なおかつそれが父母ほど近い存在であれば、
子どもたちにいい影響があるはずがない。
あのひとヤダ・・・と言っているうちに、
あのひとと同じヤナ人に自分がなっていて、
それを子どもが見て真似て・・・
結果、自分の子どもまでヤナ人になってしまう。
そんな負の連鎖を父母以外だれがとめることができようか。
保護者である私は、そう自戒しながら、
教育者の一端である父として自分を律するようにしている。
そう保護者としての立場で主張しつつ・・・
でも、行政側や学校側にはこれだけは理解してほしい。
保護者は不安なのだ!
その不安を和らげる手段は、
それこそ行政側や学校側にしか取ることができない。
両者が両方で自律的行動を選択しないのであれば、
もうそれは水掛け論の喧嘩にならざるをえないではないか。
公立小中学校の教諭は長野県の任用なので、
それこそホトボリが覚めるまで異動しておくという手段がとれる。
私が以前勤めていた私立学校ですら、
塾部門や予備校部門、教材開発部門などに
異動させるというホトボリ運用ができた。
ホトボリ運用は、それ自体悪いという意見もあろうが、
顧客である子どもや保護者の安心を一時的に確保し、
なおかつその職場環境の安定をはかり、
また、その渦中の本人も、
行き過ぎた社会的制裁を加えられることなく、
反省し改善する機会が与えられるという、
多くの利点がある。
何が善で何が悪かという話と、
安心して生活できるということは、
かならずしも一致しない・・・。
さて、佐久穂町教育委員会は、
子どもや保護者の安心のために、
そしてそこで働く人たちのために、
また間違いを犯してしまったその人のために、
取りうる手段はあるのだろうか?
明日、議会改革特別委員会開催
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