今回、私は一部事務組合議員として、
佐久平環境衛生組合議会議員となっている。
今日はその定例会が実施された。
内容は令和2年度の決算認定と、
令和3年度の補正予算。
異議なしで認定・可決された。
新聞報道でご存じの方も多いと思うが、
佐久平環境衛生組合は、し尿処理・・・
いわゆるくみ取り型の下水処理を行う施設である。
その施設も、建設されてから40年ほどになり、
し尿処理量も下水道が発達するにともない、
減少傾向にあり、
さて、今後どうするかという問題がずっとあった。
建物を建て直す、一部延命措置を行う・・・など
いくつかの案があったが、
最終的には、
佐久穂町にある南佐久環境衛生組合のところに、
し尿処理場を併設することで話が進んでる。
・・・というか、
むしろなぜその案がまっさきに出てこなかったのか?
とすら思う。
人口減少が進む地域では、
今の所、人口に比してお金が集まるシステムである以上、
広域化によって最低限必要な事業を継続するしか方法がない。
いわゆる統廃合。
これは良くも悪くも市町村の合併にも見られる、
ひとつの打開策であるのは現実である。
わかっているのは今の所、
併設ということだけだが、
普通に考えると、いずれ、
佐久平環境衛生組合と南佐久環境衛生組合も、
ひとつになるだろうということは容易に想像できる。
いずれにせよ、
人口減少による様々な統合を支えるのは、
あんがい忘れがちだが、
デジタル化と交通インフラの確保である。
今後はこういった社会的な動きがどんどん加速するだろう。
当然ながらそこには、
想像していない別の課題が発生するに違いない。
それを100%想像することは、
もしくはそれを検証し確定させることは難易度が高いので、
上手に対応しながらやっていくしかないように思われる。
今後を注視したい。
本日、佐久平環境衛生組合議会定例会開会
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