次男が今、小学校6年生。
長野県の高校入試制度の改変は、
コロナ禍の影響もあって、
現在のところ今の小学校6年生から実施される。
実はその内容はYoutubeに案内されている。
それがコチラ。
19分ほどの動画になっている。
長野県教育委員会のホームページには下のように案内されている。


今の長野県公立高校入試制度を知らなければ、
変更点についてはわからないかもしれないので、
ざっくり解説。
まず、今でも前期選抜と後期選抜に分かれている。
前期選抜と後期選抜が初めて採用された時は、
それでも前期選抜で独自入試を課す学力上位高校もあったが、
気がつくと、
導入以前と同様に、
推薦入試と本試験の2部構成と同じような感じに馴染んで、
今ではそれが当たり前のようになって、
前期選抜では志望理由書や面接・内申点を中心に、
普通科以外の専門学科や学力下位の高校に多く採用されている。
後期選抜は、いわゆる普通の高校入試のイメージが持続していて、
多くの公立高校において、内申点と当日の学力検査によって合否を決めている。
様々な意見があるが、
紆余曲折して、名は変われど実は変わらずというのが、
以前の高校入試改革であったのように思う。
さて、それをふまえた上で、
今回の高校入試改革を見てみると、
大きく2つの点が変更されるように思う。
1つは前期選抜に基礎とはいえ学力検査が課されること。
勝手な解釈だが、
今の低学力層の高校は、
高校入学後に高校の学習内容を学習できないという現状がある。
そりゃそうだ。
高校はそれでも学習をするところであって、
中学校とは違って、
今のルールでは単位を取得しなければ、
進級や卒業ができない。
でも、中学校の学習内容の3割もできていないようでは、
それすらママならない・・・が、
高校としてはせっかく入学したんだから卒業までもっていきたい。
結局、中学の復習から学習を始める高校も、
けっこう多くあって、カリキュラムが進まないという現状もある。
となると、
高校進学にあたっては最低限の学力を身に着けて・・・
という現実とメッセージが込められている気がする。
もうひとつは後期選抜において、
面接が付加される場合があること。
ここからも私の想像で記す。
時間の都合もあって全員と面接するわけにはいかないから、
打開策として紙上面接・・・
つまりペーパーで各質問に答える形の検査を課すことになるだろう。
紙上面接でされる質問は、
1つ2つ以外はごくごく普通のありきたりな質問・・・
例えば、
なぜこの高校を志望したのか・・・とか、
中学校の頃、何を頑張ったか・・・とか。
とは言っても、
短く効果的な文章を書くには、
学習と同様に日々の訓練が必要となる。
これが実施されるなら、日々の生活記録などの
中学生活1000日ほどの積み重ねが、
大きな差になって生じてくることになるだろう。
ちなみに私は私立中学校学年主任の頃、
転校生などの面接の際にかならず質問することがあった。
あなたは周りの人に対してどんな友達でいたいですか?
普段から考えたことないけど、
小中学生なら避けられない内容の質問。
ほとんど、模範解答のような既製品の答えを言うことは不可能。
私なら紙上面接の1つぐらい、
こういった質問を入れるだろうなぁと思う。
さて、次男の高校入試から変化が始まる。
前回の改定と同じように、
最初の勢いだけで
気がつけば形骸化してしまうことがないように、
長野県教育委員会としても、
それを実施しなければならない公立高校にも、
意味のある改定を期待したいところだ。

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