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議員定数削減の民意と?

前回の記事で、

佐久穂町の議員定数削減は避けられないのでは?

という話をした。

 

ちょうどそんな折、面白いニュースを見つけた。

長崎市議会議員定数削減陳情に議運で反対意見相次ぐ

長崎文化放送の映像がYahoo!ニュースに出ていた。

リンクも貼っておくが、記事についてもコピーしておく。

長崎市議会は議員定数の削減を求める市民団体からの陳情を受けて、議会運営委員会が22日、意見を交わしました。「長崎の未来を考える市民の会」は、今後長崎市の人口が減り、新型コロナの影響による地域経済の衰退も予想されるとして、現在40人の議員定数を次回2023年に予定する選挙で35人に、さらに4年後の2027年に30人まで減らすよう求めています。この陳情について議会運営委員会では、「議員が減れば、合併によって広域化した地域で市民の多様な意見を吸い上げにくくなり市民の声が行政に届かなくなることが危惧される」「大きな政党や労働組合などの支援組織を持たない若者や女性の政治参画を阻むことにつながりかねない」「今後、人口の推移をみた上で協議すべきで定数削減は時期尚早」などの意見が出ました。委員会はこれらの意見をまとめ、今議会の会期の30日(火)までに市民の会に回答します。

いよいよ住民が自らで議員定数削減を議会に迫る時代になったか・・・

と、いったのが正直な感想であり、

かつ、至極当然の帰結であるような気がする。

 

議会運営委員会というのは、

議会の運営全般を管轄する委員会で、

こういった議会運営に関する陳情を受けたときには、

常任委員会でなく、

議会運営委員会で話し合われるのが普通だ。

 

記事に書いてあることは間違いなく本当のことだろうとは思うが、

議会運営委員会で話し合われた意見というのは、

議論を見ていなくとも、

おおよそ出てくるであろうと、

推測できる意見であることが残念だ。

 

そういった意見そのものの是非をいえば、

まったくそのとおりなのだが、

政治の興味深いところは、

それが対立する立場であったとしても、

どちら側の意見であっても正しいというところなのだ。

 

だから、意見の是非については、

そこにともなる利益の行方と行動のあり様に、

着目されることになる。

だから、我々地方議会議員が常に肝に銘じるべきは、

意見の正しさではなく、

利益の公正さおよびその説明と、

行動の有無および迅速さ

なのだ。

 

佐久穂町防犯協会総会参加まであと4日

 

 

 

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