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10年先がチラ見できる最終倍率?

長野県高校入試の志願変更がすみ、

3月3日に最終倍率が決まった。

結局、旧第6通学区である佐久地域の倍率はほとんど動かなかった。

まぁ、これは容易に予想できたことだ。

 

ちなみに変更前の倍率がこちら。

そしてこれが最優倍率。

それこそ佐久地域はほとんど動いていないので、

各高校の校長裁量というものがあるにせよ、

まぁ相当なことがない限り不合格は出ないだろう。

出るとしたら、それこそ不正行為か、

明らかに点数が他の人達と離れている場合ぐらいだろうか。

 

実は佐久地域があまりにも無風であるのに反して、

旧第5通学区である上田地域は極端な特徴を持つ倍率となっている。

特に上田染谷丘高校。

志願変更前で倍率が1.25倍で60人ほどが不合格になる計算だった。

最終倍率では1.20倍でそれでも48人が不合格になる計算だ。

・・・12人ほどがどこにいってしまったのか?

ということも興味があるところだが、それはさておき。

 

交通インフラと高校は、

昔よりも親や祖父母による自動車による送り迎えが増えているとしても、

やはり大きな関係性を持ち続けている。

例えば佐久地域だと、

軽井沢町・御代田町・小諸市などの中学3年生は、

上田市方面の高校を視野にいれて高校受験に臨むのに対し、

南佐久方面・・・特に佐久穂町や小海町では、

やはり小海線までがその通学圏になる。

一方、川上村や南牧村まで南になると、

高校受験の視野には山梨県が含まれるようになる。

 

その交通インフラで高校をある程度区分した場合、

やはり小海線沿いの高校群は無風であるといわねばならない。

しかも、野沢北高校と野沢南高校は、

最寄りの駅からもそれなりの距離があり、

こと高校進学についての環境はそれほど恵まれていると思えない。

 

こんな折に、野沢北高校と野沢南高校をあわせて、

新たな高校をつくるという方向性が示されている。

このことが、少しでも南佐久郡の未来の高校生たちにとって、

よりよい環境を作り出してくれることを期待するばかりだが、

そのためには、

やはり新しく、どこに高校を設置するのか?

という大命題が重くのしかかることになるわけだ。

それこそ北か南か・・・ということなんかより、

どの駅の近くに設置できるか?

ということが重大事なのだが・・・

そこに議論がたどり着くまでに一苦労しそうだが・・・。

 

と、同時に、

倍率が0.57倍にとどまっている小海高校について・・・

やはり大きな改革が必要であると言わざるを得ない。

小海高校は今回、1クラス40人分の定員削減があったばかり。

それでもなお、後期選抜に限っていえば、

半分ほどしか受験生が集まっていないという事態。

 

それこそ長野県にその任命権がある、

小海高校の校長や小海高校の教員がそういった改革を、

その任期内に推し進めることなど、現実的ではない。

いつも言っていいるが、

小海高校を大きく改革するためには、

外部の人をいれた協議会を設置するしかない。

設置したとしてもそれが、

必ずしもなされるとは限らない・・・

それほどの事態は切迫していると私は考えている。

 

さて、あと10年ほどの間に、

高校を取り巻く環境は大きく変化することになる。

どうやってその状況によりそっていくか・・・

誰かがやってくれる、では済まされない

そんな事態だと私は思うのだが・・・。

 

3月定例会一般質問1日目まであと5日

 

 

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