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あっちを立てればこっちが立たないe-Tax?

気がつけば2月になっている。

なんだか今年度は早い・・・。

議会事務局に昨日、顔を出したときに、

議員報酬に関わる給与源泉徴収票を受け取って愕然とした。

あっ!確定申告やってない・・・。

というわけで、確定申告をエッチラオッチラやってみた。

 

今年は、さまざま税制改革がおこなわれたので、

あらたな制度を認識しなくてはいけない。

一応ここで控除そのものについてのおさらいを・・・。

1000円の税率10%だとすると税金は100円。

でも控除額が200円だとすると、

1000円から200円引いた800円の税率10%で税金は80円というもの。

 

さて、私は個人事業主なので青色申告というものをしている。

これは、普通の申告よりも先に説明した控除の額が大きい申告。

特に、貸借対照表などを含めた決算書を提出する場合は、

今まで65万円の控除を受けることができていた。

ところが今年度はその65万円が引き下げられて55万円になった。

ただし、一定の条件を満たせば65万円の控除が受けられる。

一定の条件とは、電子帳簿の承認申請を行うかe-Taxでの申告をするか。

まぁ私の場合は、佐久穂学習倶楽部を運営し始めてから、

基本、e-Taxでの申告をしているので問題はないと思われる。

 

あとは、所得が2400万円以下の場合は、

基礎控除額が38万円から48万円へ上がったこと。

・・・所得が2400万円以上の場合は考える必要はなし!

それに対応するかのように私から見たら高額給与所得者、

全体像としては中間以上の給与所得850万円以上に対する控除額が

今までよりも上がった。

年収でそんな高額ももらったことないし関係なし!

 

で、毎年ブログの記事に書いている通り、

日頃の会計に関してはマネーフォワードのクラウド会計を利用しているため、

数字上の材料はすべてそろっている。

カードリーダーもマイナンバーカードもある。

よし、チャッチャと終わらせるぞ!

・・・とおもったらこれがまた思わず時間がかかってしまった。

 

まず、インターネット上で申告をするわけだが、

なんだかパターンが増えているのか何なのかよくわからないまま、

Web上のどこをどうたどっていったら、

自分のしたい申告ができるのかよくわからなかった。

あれ?こんなに苦労したっけな?って思いつつ・・・。

しかも、クラウド上の会計データを、

そのままe-Taxに移行できるのではないかということも、

模索模索模索しつつ・・・混乱混乱混乱に至ったものと思われる。

 

どうやら基本的に3種類のWeb上の申告方法があるらしい。

間違ってたら謝罪。

 

1つは、パソコンにダウンロードして使うe-Taxソフト。

とりあえず挑戦してみたけど、これはインストールなどの準備が大変・・・。

これがクラウド上の会計ソフトのデータを引き継げるものらしい。

引き継げたら作業の8割が終わるので挑戦。

・・・だめだ。

どういう関係からか読み込んでくれない。

しかも操作方法が直感的によくわからない。

そして断念。

 

2つ目は、ダウンロードしないままWeb上で使用するe-Taxソフト。

コレもやってみたが、やはりデータの引き継ぎがうまくいかない。

操作性はやはり上の場合ので、いまいちよくわからない。

このソフトを使えるようになるには、

じっくりと向き合いながら、

操作方法と各項目の理解をしなければならない気がする。

・・・データの移行が簡単にできれば難易度は随分減るのだが。

 

3つ目は・・・とその前に・・・。

 

蛇足だが、じゃぁクラウド上の会計ソフトのデータを移行できれば、

万事すべて解決か?といわれると、

実は私の場合はそうではないからもどかしい・・・。

私は外国為替証拠金取引・・・つまりFXで多少なりとも利益を上げている。

これは、確定申告ではいわゆる第三表といわれる、

税率が一定の分離課税の所得に関する申告のうち、

先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書。

これがマネーフォワードの会計ソフトでは対応していないようだ。

少なくとも私にはそれがどうやったらできるのかわからなかった。

だからそのあたりも、

実はダウンロード版であれWeb上であれe-Taxソフトを使う方法は、

会計ソフトのデータをそのまま完全につかえるわけではないので、

手間がかかることには変わりがない。

 

で、3つ目は今まで通り、

普通にホームページ上から入力して申告する方法。

基本的に会計ソフトでできあがったデータを利用して申告書類を印刷し、

その印刷書類を元にせっせと数値入力をしていく。

これは手間がかかるけど、確実に全体を見通した・・・

少なくとも自分が理解できる範囲で確認しながら申告ができる。

しかも、第三表の入力もこれでできる。

 

ただ、いままでそれほど苦労した覚えがないのに、

なぜか今年は、青色申告用の決算書に関する入力について、

どこをクリックしたらその入力画面につながるのかが全くわからなくて、

勝手な私の思い込みかもしれないが、

ホームページ上を色々と突貫工事をしたためだと思われる不親切設計

になっていたような気がする。

やりたいことをやるための入り口が、

ある程度の階層にも複数あるべきだと思うのだが・・・。

それが最初の最初の入口にしかないというのがもっとも問題であると思う。

国のホームページの設計はなかなかに複雑というか、

ほしいところにたどり着けないというか・・・

そんな感じがとてもしてしまう。

情報量が多いというのが問題なのだろうか・・・。

 

結局、従来の方法で、

それでも四苦八苦しながら、確定申告を終わらせた。

実に疲れてしまったよ。

サラリーマンのときは、是非は別として楽だったなぁ・・・。

そう思うと、

事務方の仕事をしている人は大変だったんだろうなぁって、

今更ながらに思う。

 

佐久水道企業団定例会開会まであと5日

 

 

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