7月17日に長野県PTA連合会第1回理事会が実施され、
午後に東信地区協議会および教育懇談会が行われ、
ついで、各専門委員会がおこなわれた。
私は常任理事であることもあり、
その充て職で自動的に活動支援委員会の委員長を務め、
したがって専門委員会として、
活動支援委員会を動かすことになる。
長野県PTA連合会の活動支援委員会とは、
ざっくりいうと、
情報共有をすることで各PTAの活動を支援するという委員会。
具体的にいうと、最重要の事業は、
3月ぐらいに東北信および中南信の2ヶ所で実施される
新役員研修会の立案および実施。
次年度の各校のPTA会長および役員の皆さんに、
PTAの活動ってこんなものだよって
情報共有を行う研修会をおこなうわけだ。
ちなみにこの事業・・・なかなか不遇で。
一昨年の台風による被害で、
東北信地区の例年の会場であった千曲市あんずホールが、
浸水による機会故障のため使用できず、
昨年度は別会場・・・東御市のサンテラスホールで計画。
ところが、今回の新型コロナウイルス対応によって中止になってしまった。
塩尻市のレザンホールでおこなった中南信の研修会は、
なんとか無事実施できたが・・・
そんな不遇な状況が続いた中での、
今年度の企画。
そもそも大勢があつまっての研修会自体、
貸してくれる会場そのものが承知しないような状況だ。
さてさて、どうしたものか・・・。
ほかにも、情報共有する方法論はあるとは思うが、
それを思い切ってやれるほど、
単年度任期で動いているPTA組織は力強くはない。
できたとしても、小さなリスクで小さなリターンの事業ぐらい。
それこそ、
3年もの間、大島修氏が会長を連続でやってきて、
やっとこさ改革が進むというぐらいの組織なわけだ。
ましてや、その一部分である委員会の事業が、
それほどダイナミックに変化するわけがない。
正直な話、
各小学校や中学校でわざわざPTA会長になりたい人なんか、
どちらかといえば絶滅危惧種である。
そこに手を挙げるというだけで、
なにか他に目的があるのでは?
と、勘ぐられてしまうほど・・・。
私の息子が所属する小学校では、いやむしろ多くがそうだろうが、
最高学年である6年生の保護者がその任にあたる。
が、もう組織としての限界が見え始めている今となっては、
自分の子どもがその学校に所属しているという1条件のみのこして、
複数任期をまっとうするような体制を整えたほうがいいのでは?
と、正直思う。
でなければ、変化には到底対応できない。
もっというならば、
もうPTAという組織にこだわらず、
発展変化させた組織を運用しても良い時期にきている気がする。
学校を支援してくれる団体であれば、
保護者でなくともおじいさんおばあさんでも、
地域の高齢者でも全然かまわないのでは?
話が羽をはやして飛んでいってしまった。
将来はともかく、
当面、長野県PTA連合の活動支援委員会委員長として、
3月にむけた新役員研修会および、
それを補う形の何らかの方法を立案実施しなければならず、
正直なところ出だしから気が重い。
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