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コロナ禍の総務文教委員会審査?

6月11日は朝から総務文教常任委員会の審査だった。

審査した議案をざっと担当課ごとに説明。

 

総合政策課は3件。

基本は専決処分になっている予算と、

これから組む補正予算。

もちろん新型コロナウイルス対応のための、

予算の変更がある。

佐久穂町の経済対策だけではなくて、

国や県からくる補助金についてもそのつど変更される。

もちろん、今までの実績や確定にともなって、

現実的な数値へとこまめに変更をしてくるのが予算なので、

そういった意味では、

新型コロナウイルス対応がなくとも、

補正予算については提出される。

これは、なにも総合政策課に限ったことではないけれども・・・。

 

こども課の担当する審査内容も、

総合政策課と同様に専決処分された予算と、

これからの新たな補正予算。

佐久穂町は今年度に限り、

新型コロナウイルス対応ということで、

給食費を無償化した。

加えて、この新型コロナウイルス感染の影響で、

国のギガスクール構想・・・つまり、学校のICT化に拍車がかかり、

タブレットなどの予算もついていた。

これについては国からの補助がくるはず。

 

生涯学習課の所管する議案もやはり予算。

もちろん公民館のイベントが中止になったり、

奥村土牛美術館の収益が上がらなかったりすることはあるが、

メインはどちらかというと、

東日本台風災害で崩れてしまった千が日向グランドの、

テニスコートについての工事の話だった。

とりあえず、テニスコートの表面のカラーアスファルト?を

引っ剥がすというものだった。

今後についてはまだ検討中。

 

総務課は補正予算と、

消防団員公務災害補償条例の一部改正など。

この後にも出てくるが、

地方自治体の条例とういのは、

国の法律はもちろんのこと、方針の変更ですら、

条例の改定を求められる。

そもそも、表現が変わったり、

条項のズレがおきたり、

指し示す国の法律の名称が変わっただけでも、

一つひとつ条例を変更しなければならない。

つまり、議会に通さなければならない。

制度としては大事なことだと思うので否定をするつもりは毛頭ないが、

それでも、煩わしいと感じることを責められない。

まぁ、煩わしいからこそ歪まないのかもしれないが・・・。

 

住民税務課所感分は、

一般会計の補正予算はもちろんのこと、

国民健康保険の特別会計にも補正予算の審査が出ている。

最近、国民健康保険の実質運用が都道府県に移ったわけだが、

今回の一般会計および国民健康保険の補正予算では、

国民健康保険が毎年、一般会計から受け取っている繰出金が、

0円にできたとのことだった。

こういうこともあるんだね。

あとは、佐久穂町税条例などの改定。

これは国の地方税制が改正されたことによる改定。

さきほども少しふれたが、

国の法律や制度が変われば、

それを実務として行っている地方自治体やその条例は、

変更せざるを得ない。

今でこそ、コンピューターもあったりするから、

条例のどこをどう改正したらいいか、

きっと国から指示がくるんだろうけど・・・

昔は果てしなく面倒であったろうと容易に予想できる。

いずれにせよ、仕方がないことだが、

実務とは別のところで、多大な労力を必要とされているのが、

地方自治体であるとも言えるだろう。

 

次回の記事では、

法律に使われている言葉なんかが、

よくわからないという話を、

この地方税制改正と佐久穂町税条例を例にとって、

ブツブツ言ってみる・・・。

 

6月定例会採決閉会まであと7日

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