6月4日に6月定例会が開会された。
提出された議案は、合計26件。
まず令和元年度佐久穂町立千曲病院の決算認定。
1年間の千曲病院の収支報告だ。
資本的な面はまぁさておき、
ざっくり収益面だけ見てみると、
収入額が約15億8910万円。
支出額が約16億476万円。
1億6640万円ほどの赤字である。
とはいえ、国の方針として無駄を省く意味での、
医療体制の縮小を続けてきた中でのこの新型コロナウイルス。
はたして医療体制と経費のバランスはどこにおかれるべきかは、
再度、検証しなければならない状況を突きつけることになった。
私は経済福祉常任委員会ではないので、
詳細な審査に加わることはないが、
そのあたりのバランスをどのあたりでとっていくのか?
そういったことも言及してほしいと思う。
その他、専決処分による承認が8件。
いつもの実績確定による予算の補正ももちろんあるが、
重要度としては、
やはり新型コロナウイルス対応の経済的な施策に関する補正予算。
現状でそれぞれの施策にどの程度の金額を使っているのか?
については、概要は聞くことができた。
ただ、佐久穂町内での
倒産や廃業・業務停止状態の事業所や個人事業主が
いったいどれぐらいいるのか?
については、今日だけでは聞き取ることはできなかった。
今後の委員会審査の中で聞ければと思う。
議案については15件。
うち、補正予算が4件。
地方税制改正にともなう条例の改正などが9件。
農業委員会委員の任命についてが1件。
その他1件。
農業委員会や地方税制改正については、
後日の記事でざっくり説明していきたいと思う。
・・・説明というより、自分の学習や備忘のためかな。
初日、本会議終了後に、
全員協議会と議会改革特別委員会も行われた。
全員協議会では、新庁舎への移転スケジュールなどを確認。
議会改革特別委員会は再発足後、正式な第1回ということで、
議員全員から意見を聞き、今後の方針を確認した。
正直、今の議員たちの任期があと1年を切っているので、
長期的なプランを立てることがしづらい。
しづらいが、
そこはあえて、今後、佐久穂町議会をどうしていきたいか?
という考え方を前面に出して、
次の選挙の1つのテーマに据えるべきだと、
私は考えている。
そもそも、テーマがなかったら、
選挙の投票率って増加傾向にならないとも思うし・・・。
これについても後日の記事にしていこうと思う。
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