3月24日に全員協議会があったわけだが、
そこでいくつかの報告があった。
そのうち特に佐久穂町にとって大きな動きというのが、
一条メガソーラー長野佐久穂海瀬発電所(仮称)事業と
長野佐久穂大日向第一発電所第二発電所(仮称)事業について。
長野県からのプレスリリースはこちら。
メガソーラーの開発が行われ始めたころは、
国の法的整備が追いついていかなかったこともあって、
近隣住民とのトラブルが相次いだ。
次第に法整備が整えられるようになってきたが、
現状では基本的に環境影響評価法で対応している。
いわゆる環境アセスメントの義務化によって、
所属する県の許可を受ける形になる。
さて、その佐久穂町のメガソーラー。
株式会社一条メガソーラーが開発しようとしているのは、
海瀬グランドの南側と、
大日向地区を通る国道299号の南側。
ところが数ヶ月前、県から厳しい環境評価が下った。
そこでこのプレスリリース。
2つの発電所の事業規模を縮小するというもの。
事業規模が縮小されるとどうなるのか?
実は2020年4月より改正された政令が施行され、
環境アセスメントの対象にメガソーラー事業が追加される。
その対象となるのは次の通り。
電力の出力が4万kw以上ならば第1種事業に、
また、3万kw以上4万kw未満ならば第2種事業に指定され、
環境アセスメントが義務化される。
今回の一条メガソーラーの場合、
もともと海瀬が3万kw、大日向が7万8千kwの予定だった。
それをともに3万kw以下に事業規模を縮小したのだ。
そう・・・
これで、環境評価手続きの対象事業から外れることになる。
こうなると次に対応できるのは、
佐久穂町環境保全条例およびその規則。
あくまでも企業が許可を取る形の事業であるので、
公的な手続きの中ですすんでいくことになる。
住民の皆さんの考え方はいかがだろうか?
広報編集調査特別委員会開催まであと7日
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