12月定例会の最終日に、
佐久穂町議会として意見書を2つ採択した。
両方とも、経済福祉常任委員会からの提出ということになる。
とはいっても、
これは手続き上の話で、
議員すべてが、大同小異であるにせよ、
こういった思いがあって出されたものだ。
1つは
台風第19号による災害からの復旧復興対策に関する意見書
簡単に言うと、
被災者の生活支援や公費による被災家屋対応、
農業者への支援、根本的な河川の改良、
公共土木施設の災害復旧などを
国へ要望するもの。
もうひとつは
厚生労働省による再編・統合を促す公立・公的病院の公表に対し、
再編・統合の再検証の強要を行わないことを求める意見書。
少し前に新聞報道でも明らかになった、
病院再編に対する意見書だ。
今後、予想される国の対応として
補助金の削減なども、ないとは言えない。
実際、国のガイドラインに従わなかったふるさと納税の市町村に、
ペナルティが加えられたのは記憶に新しい。
そんな中、
佐久穂町立千曲病院は、非常に厳しい立場にある。
厚生労働省にはぜひ、
病院の関係的価値というものを、
その考察の一部に入れていただきたい。
佐久穂町議会として国政に対し、
ほとんど影響力がない力の行使なのかもしれないが、
それでもあるものは全部使って、
佐久穂町のあり方を訴えていかなくてはいけない。
そういう意味では、
おそらく今後もこれと同様な意見書を、
それぞれの状態に対応させながら継続して出していくことになるだろう。
佐久穂町議会という存在が、
住民の方にとって希薄に映っているのは、
残念ながらというか、情けないながらというか、
自覚はある。
だからこそ、何らかの形を示さなければならない。
・・・そういえば、
議長に対し、複数人の議員がいる前で提案してみたことがある。
なにを?って、
今回の台風19号災害における活躍に対し、
佐久穂町議会からの佐久穂町消防団への感謝状。
町長が感謝して感謝状を出すのはそれはそれで別の話。
佐久穂町議会はあくまでも住民の代表。
その代表が、住民の感謝の意を形に表すのは、
私はとても良いことだと思ったからそのように提案した。
あくまでも公式の提案ではないけど・・・。
さて、
そもそも私の提案が、
いわゆる議員のみなさんにとって、是なることか非なることか・・・
はたまた、それを実行に移すのか、聞かなかったことにするのか・・・
佐久穂町議会はどっちを向いていくんだろうね?
みんな演説する機会があるたびに被災のお見舞いと感謝の意を述べてるんだから、
感謝状ぐらいだせばいいのに。
広報編集調査特別委員会まであと19日
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