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選択の重さを軽くする?

12月20日に蓼科高校に行ってきた。

これはずっとここ最近記事にしてきた、

佐久地域の高校の将来を考える地域の協議会の、

高校の実情を見なければ、

未来の高校生のための高校の将来像についてなぞ、

語れるはずもない!

という、私のこだわりによるもの。

小海高校・軽井沢高校に続いて3校目。

そして、12月25日に協議会の最終回があって、

ひとまずこの仕事も終わってしまう。

 

・・・いや、終わらせるつもりはないよ。

とりあえず、小海高校についてはなんとかしないと・・・。

依田明善県議会議員と1月22日に公務で会うから、

そのときに説得してみることから、

まずは始めてみようと思う。

 

さて、その蓼科高校。

かれこれ創立120年ぐらいになるという伝統のある高校だ。

ある種の人たちからは、

映画「スイングガールズ」のモデルとして

よく知られている。

 

蓼科高校は立科町にある高校で、

その立科町は少し前の選挙で町長が両角氏に変わったばかり。

この両角氏は蓼科高校出身ということもあって、

立科町に蓼科高校が必要であると強く考えている人だ。

以前から立科町は蓼科高校を大事にしている傾向はあるが、

これが両角氏が町長になったことで、

拍車がかかった様子。

小諸駅・田中駅・中込駅からスクールバスが出ているし、

校内にポプラアカデミーという公立の学習塾も設置している。

実に、町にサポートされた高校であるといえる。

もちろん町の予算もそれなりに当てているし、

かといって立科町民への直接的な還元になるわけではないので、

いや、むしろ立科町以外の在校生が多いことを考えると、

議員や町民の中にも反対意見を持つ人もいるのは当然。

それは立科町のお金の使い方の議論なので、

ぜひおおいに議論をしてもらって、

結果、蓼科高校の良きもわるきも皆に知れ渡ればいいと思う。

 

現在の蓼科高校は、

蓼高フォトニュースをつくり、

立科小中学校生全員に配布をしている。

立科小中学校生に・・・ということだが、

こういった知ってもらう活動は方法と対象を常に精査しつつ、

どんどん拡大すべきだと思う。

高校を知ってもらうことは、

すなわち高校受験をする生徒やその保護者にとっての

利益にほかならない。

そう理解している。

 

学科やコースについても触れておこう。

2・3年次からは、

進学・環境デザイン・地域デザイン・福祉の

4コースに分かれる形をとっている。

素晴らしいアイデアだし、

むしろそれを実行に移したことを称賛する。

 

あくまでも個人的な意見であるが、

やはり高校生という年代は、

将来のことを考えるにはいまだ知識・経験不足。

だから、あっちいったりこっちいったりできる

そんな選択の余裕が実は将来を潰さないために必要だと、

私は強く思っている。

だから、実情がどうかはわからないが、

コース制のメリットは十分理解した上で、

コース制のデメリットである・・・

とくに真面目な人ほどデメリットになる可能性が高い、

選択の重さを軽減すること

ができれば、

すなわち選択の連続性がありつづけるような仕組みになれば、

更に良くなると思うわけだ。

 

議会広報編集調査特別委員会まであと17日

 

 

 

 

 

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