佐久地域の高校の将来を考える地域の協議会。
次回12月25日が第3回となり、
そして最終回。
以前の記事にも書いたが、
佐久地域の高校を知らないでとやかくは言えないと、
今日は、小海高校を見学させてもらいにいった。
小海高校は山の中腹にある。
最寄りの駅はJR小海線の小海駅・・・ではなくて、
馬流駅、まながしと読む。
実際に高校生がどんな通学路を通っているのかも確認したくて、
馬流駅がわから車で小海高校へ向かう。
ところが!
途中で右に進行方向と逆向きに登る坂があり、
生徒はそこをとおって学校へ行くらしい。
カーナビにはその道を通るように指示をしてくる。
いや!ぜっっっっっったいに無理だから!
車通れないって!
というわけで、ぐる~っと回って小海高校へ到着。
校長先生は公務で不在だったので、
教頭先生に対応してもらった。
1時間ほど情報交換をさせてもらった。
私の個人的な意見も些少ながらお話した。
今の中山間地校と呼ばれる高校はどこも苦しい。
そこに勤務する先生たちも、
小海高校をどうやっていったら、
子どもたちにとって、そして高校そのものにとってプラスになるのか、
ワークショップを開いたりするなどして思案中。
特に、長野県教育委員会から出されている課題が大変で、
3つの方針、生徒育成方針・教育課程編成実施方針・生徒募集方針
を提出しなければならない。
さらにそれをデザイン化したチラシのようなものも・・・。
それを作成して提出しなければならない。
高校再編は高校内部でこそ大きな嵐になっている・・・
驚きとともに、考えてみればそりゃそうだと納得する。
妄想の中でも、
教頭先生と話をしていて急務だと感じたのが、
小海高校に学校応援団のような地域組織、
もしくは小海高校を支援する協議会みたいな外部組織を
早急に作ることだと思った。
どれぐらい急務かと言うと、
それこそ入試が変更される2年後には、
第1段階の小海高校の変革が済んでいなければならない。
でも、こういった協議会というのはスタートダッシュが悪い。
それこそ大げさに言って指数関数的だ。
その取っ掛かりは、
具体的に言うと、
当然ながら小海高校の同窓会。
小海高校PTA・・・う~んこのぐらい。
もうひとつは県議や町議の誰かが声を上げるという方法もある。
このあたりになると、
南佐久の県議にお願いしなければならないか・・・。
いずれにせよ、
いわゆる先陣をきる人が大切かと思う。
実際に私の見た授業は、
高校3年生が古典の授業、20人ほどで3クラス。
高校1年生が英語の授業でこちらは習熟度別で3クラス。
未だに中学3年生でも犬をbogと書く生徒もいることを思うと、
この習熟度別は懸命な判断だと思う。
あと、世界史・美術・体育、多分これが高校2年生。
中にはICT授業のために電子黒板かな?詳細は不明だが、
それを自ら自前のものを3台も持ち込んでいる先生もいるそうだ。
現場のご苦労が伺える。
地域がもっと支えなければなならない。
とにもかくにも、
お忙しい中対応していただいた、
小海高校や教頭先生に感謝。
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