お盆も明けた。
言うてもアレヤコレヤ・・・なかなか忙しい日々だったと思う。
これも不思議なもので、
佐久穂町から離れて過ごしたとしても、
それほどの支障があるわけでもないし、
だからといって支障がないから、
佐久穂町に残っていたとしたら、
ボ~っとすごせるのかと思ったらそれ程でもなかった。
さて、気を取り直して、
すでにお盆明けなのに・・・
お盆前の話から。
8月11日に千が日向グランドで、
佐久ソフトボール連盟40周年記念のイベントが行われた。
朝8:30からスタート。
2面を使用して時間いっぱいまでソフトボールの試合をして、
あわせて40イニング達成に挑戦しようという企画。
イニングというよりは攻撃回数?かな。
2チームが3回分の試合をして、
引き続き別の2チームが3回、
更に合同チームで3回。
3回×3組×2攻守×2面で36回分?
回といっていいのかどうかわからんけど、面白い企画ではある。
私の参加はチームに所属しているから・・・というのもあるが、
佐久穂町スポーツ協会長として、
開会式の来賓に呼ばれていたのもある。
来賓の祝辞は佐久穂町の町長が行ったので、
私はおめでとうという気持ちでそこにいればいいだけ・・・
と思っていたのに、
なんだか思いつき?と勢い?で、
始球式をやることになって、それを私がやらしてもらった。
いやぁ、人生で初めてだわ。
始球式なんて。
たった1球を・・・しかもストライクでなくてもいいのに・・・
なんて緊張するんだ!
プレッシャーかかるのなんの!
なんとかそれっぽい球を投げることができた。
実に不思議な体験だ。
体験の内容ももちろんだが、
その体験をする機会に恵まれるという奇跡。
ただただ球を投げるだけなのに・・・ね。
私は高校生の頃から、
経験論・経験主義・唯識論に偏っている傾向がある。
読書が得意ではなかったということもあるが、
やっぱり経験に基づいた感覚や、
自分が考えていることが世界を作ってしまうということは、
実に重たい現実感覚であると、今でも思っている。
そしてそこから、
知識などによって自分自身を律していくことが
大切だとも思っている。
だから、子どもたちにも色々な経験をさせたいし、してほしいとも思っている。
その経験というは、
決してお金のかかることでも、
世界にいかねばならぬことでもない。
案外、貴重な機会というのは、日常の中に転がっているものだ。
そう思わせるような、私にとっての貴重な経験だった。
最終回が終了後、
ソフトボール連盟のみなさんが、
次の佐久穂町を支える世代だということで、
私の3愚息と他の子どもたちも打席に立たせてもらったりした。
いや、本当にありがたい。
子どもたちにとっても、
日常の中にある貴重な体験だったように思う。
ちなみに、ソフトの試合における私の様子は、
あいもかわらず凡打王だった・・・。
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