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クラス替えの不安と不満?

木曜日は次男の参観日だった。

次男は小学校3年生。

当たり前だけど来年度は4年生。

佐久穂小学校はおおよそ、

1・2・3年生でひとくくり、

4・5・6年生でひとくくりとなっていて、

4年生になるときにクラス替えを1回行う。

そういった意味では節目の時期。

 

次男の話ではなく

クラス替えに少し思いを馳せてみる。

私自身の記憶では1年生はもちろん、

2年生・3年生・4年生・5年生でクラス替えがあった気がする。

ようするに5・6年生だけ同じクラスで通した。

長野県でよくみかけるクラス替えの形式は、

佐久穂小学校の1・2・3年生、4・5・6年生の、

6年間で2クラスという形と、

1・2年生、3・4年生、5・6年生の、

6年間で3クラスを経験するというもの。

全国的にみるとこれ以外に、

毎年毎年、クラス替えというパターンもある。

 

私も、中学校教員時代にクラス替えの経験をした。

私が勤務していた佐久長聖中学校は、

中高一貫校だったので、在校期間は6年間。

そのうち中学2年生と中学3年生の間にクラス替えがあった。

とはいっても、私が担任していたクラスは、

スキルアップコースという1クラスしかないコースだったので、

中学3年間はクラス替えはなしだった。

 

実は次男の授業参観後の保護者懇談会で、

クラス替えについての不安の声が・・・

まぁ当然といえば当然だが・・・

ちょくちょく出ていた。

で、あらためて自分が担任をしていたころを、

思い出したわけだ。

 

私が佐久長聖中学校で教員として経験したクラス替えは、

中学生自身も保護者も、

一様に「クラス替えなんかしたくない」という思いだったようだ。

とはいっても、

基本的なコンセプトでもあるので無条件で

クラス替えは実行されるわけだが・・・。

ところが私が担任していたクラスは先に述べた事情で、

クラス替えは不可能。

そして、当然のことながら、

他のクラスからうらやましがられることになる。

実際のところ、

スキルアップコースは高校入学と同時に、

クラスが解体するので、

クラス替えが1年先延ばしになっているにすぎなののだが・・・。

 

で、なにが言いたかったかというと、

クラス替え後、

数人の不満の声は聞こえてきたとしても、

クラス替え前のような一様な不安の声は、

まったく私に聞こえてこなかったということだ。

なってしまえば、どうということはない・・・

といったところか。

 

次男のクラスだって、

4年生でクラス替えをした結果、

不満がでるのはしごく当然。

人は、自分にとっての都合が悪くなると、

それ以前を必要以上に美化して、

現状を悪く言うためのネタにしがちだから。

だから不満がないわけがない。

ただ、不安の声はほぼ聞かなくなるだろう。

 

そもそも不安というのは、

知らないがために発動する感情である。

だから、逆に不安感を持たない人は、

ちょっと心配。

生命の危機にさらされていたとしても、

不安に思うことがないんだから、その危機に気が付かない・・・

なんてことに・・・なりうる。

だから不安は当たり前にでてくるものであって、

そして、危機管理として重要な能力であって、

逆に杞憂に終われば、

あっという間にどこふく風・・・となる。

 

気がつけば次男は4年生。

長男は小学校最高学年。

三男は新入生・・・。

ま、気がつくまでの間、

私自身も年をとっているわけで・・・

そして・・・三男が18歳の成人を迎えるまで、

あと12年もあるのかよ!

そんなに経っても家のローンは終わらないんだけどな!

 

3月定例会まであと15日

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