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教育の町にしたい!

我が町の人口11,000人ほど。

世帯数は約4000世帯。

単純に割り算すると1世帯あたり2.75人・・・。

正直、我が町は胸を張れるほどに、よい田舎町。

味のあるおじいさんやおばあさんが多い。

そういった意味では、うちの3愚息たちも、いつもお世話になっています。

身内のおじいさんおばあさんはもちろん、

おじいさんおばあさんの団体旅行なんかに、親なんかほっぽっといてついて行っちゃう。

なかなかの和み要素になっているとのうわさも・・・。

多くのおじいさん、おばあさんに支えられて、はぐくまれて、3愚息はすくすく育っている。

そういう環境があること自体、親としては感謝の念に堪えませぬ。

しかしながら、そういったおじいさんおばあさんが多いこの町で、

1世帯あたり平均2.75人

というのは、個人的には非常に危機的な数字だと思う。

一言で言うと、子どもが少ないんだよね。

自然がいっぱいで、こんな良い環境なのに。

いろいろな年齢層とふれあえる小回りの効くところなのに。

小学校と中学校がいっしょになっている画期的な教育をしているのに。

うちの小3の長男なんかは、休み時間に中学生とサッカーやっちゃうような・・・

でも、それでも、

今後、子どもは増えてはいかない。

たぶん・・・。

理由?

小さな子どもを持つ親が、この町を選んで引っ越してくる理由がないから。

私はこの町の出身者ではない。

だからよくわかる。

わざわざ、隣のS市USDを飛び越えて、この町に家を建てるメリットがない。

土地が安いわけでもない。

それどころか安く売ろうという意識がない気がする。

空き家も多いだろうに、それを財産だと思い込んでいるふしも見られる。

いつか、高く売れるんじゃないかって。

昔ながらのコミュニティがそれなりにあって、正直、新参者には入りにくい。

ならわしや通例が幅をきかせていて、「当たり前だろ?」という雰囲気がある。

個人個人はとっても親切なのに、もったいない。

とっても、もったいない。

町の放送ですら、集合場所を「いつものところ」という表現で済ませてしまうこともある。

「そんなに嫌ならこの町に住まなければいい」という理論が正論だと思っている。

要するにシステマティックになっていないんだよね。

教育だって、そう。

良い教育をしている。

それは、愚息がおせわになっているから、よくわかる。

が、現実的にそれがその子にとってリアリティのある進路につながるかというと、

一概にそういえないような気がする。

教育の幅が狭いんだよね、たぶん。

いや、学校教育は十分すぎるほどやっていると思う。

でも、いろいろなニーズに対応できていない気がする。

それは、民間企業がやるべきだと思う。

が!人口が少なく利益が見込めないところに民間企業は資本投下しない。

自分の子どもが、

のびのび育ちました。

生命の尊厳を学びました。

心の優しい子になりました。

でも、仕事につけるかどうかはわかりません・・・。

では、親としてその教育を受けさせるメリットにならない。

メリットがなければ、この町に家を建てたりしない。

人は、思いだけでも、力だけでも、ダメなんだよ。

子どもを持った新しいこれからを生きる家族が、この町に引っ越してこれるようにしたい。

大歓迎したい。

自分は教育の畑で生きてきたから、そこを基軸に考えるのが自然だよね。

この町を教育の充実した町にしたい。

我が子のために『孟母三遷』を実行する親はそれなりにいるはず。

『孟母三遷』の実行を気軽に我が町にできるように、多方面からサポートをしていきたい。

公私ともにね。

ああ、大風呂敷だなぁ。

ちょっと反省。

・・・ 町長選・町議会選の告示まであと71日 ・・・

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