13:30から新庁舎の設計にかかわる、
業者選定のためのプレゼンテーションを傍聴してきた。
もちろん町議会議員としての立場で。
じつは次号の議会だよりでも、
町が大きな建物をたてるとき
というページで、その手順や方法を紹介している。
そちらを、後日見てもらえばありがたいが、
今回のように、新庁舎建設にあたって業者を選定するのに、
いくつかの方法がある。
その1つが、プロポーザル方式。
今回の場合のプロポーザル方式というのは、
設計業者を選定するにあたって、設計案や金額の安さではなく、
技術力や対応力を判断して設計を依頼する業者を選ぶ方式。
だから、その業者を選定するためのプレゼンテーションが今回行われて、
それを傍聴してきたわけだ。
プレゼンテーションに関して、
設計案そのものを選ぶのが目的ではないから、
その業者の実績や考え方・持っている技術力などが主眼におかれる。
ただ、私程度だと、
実績といえば「今まで設計してきたのが○○市役所です」ぐらい、
技術力といえば「うちには○○に対応できるスタッフがいます」ぐらいしか、
理解できない。
とはいっても、やはり素人でもわかる実績などは、
わかりやすいからこそ、当然のように、しっかりとアピールしてくる。
うんうん。
やっぱり設計業者を選定する・・・
つまりプロポーザルってこういうことなんだな、
って実感した。
私にとって興味深かったのは、
色々な考え方があって、
それに即したアイデアが、これまたいろいろあるってこと。
やはり世の中には、
これ!といった、真理があるわけでなないなぁ
って強く感じる。
もちろんどれが正しいってことにはならないんだろうけど、
だからといって、
コンセプトが曖昧なのはもっといけないのだろうなぁ・・・
と我が身を省みる自分がいる。
審査をする人々は、
このプレゼンテーションをきっかけにして設計業者を決めるだろう。
そうしたら、いよいよ新庁舎建設が具体的に動き出す。
蛇足だが・・・
私も何度もプレゼンテーションはやってきたが、
プレゼンテーションを行うにあたっていつも思うのが、
これから進める企画のプレゼンテーションにおいて、
いかにリアリティをもたせるか?
ということ。
この命題は、実に難しい。
未来のことだから当然、現実ではないし、
どうしてもその企画をよく見せるために、
良いイメージを持ってもらうようなイメージ画像を入れる。
それがまた、逆にリアリティがない感じがして、
わかってはいても、
いつも悩んでいる自分にであう。
自然なリアリティというのは、一体どういうものなのだろうか?
人権フェスティバルまであと3日
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