日曜日にサラダボウルの会なるものに参加した。
サラダボウル・・・
中学校の社会科の教科書ででてくる「人種のサラダボウル」と同様。
日本人としては、「人種のるつぼ」の方が音としての知名度は高いだろうが、
混ざりあうことはないけれどもそれぞれが独立してそこに存在する・・・
といったようなイメージなのか、「るつぼ」よりも「サラダボウル」。
佐久にはサラダボウルの会というのがあって、
色々な国の人と交流したり、
慣れない日本にきた海外の方をサポートする会。
その会が主催する『君の名は?!』という講座に参加した。
いや、映画とはな~んも関係がない。
タイの方から、タイでの子どもへの名前の付け方を聞きながら、
国際理解と国際交流をするという感じ。
だから当日は中国の方、ブラジルの方からも名前についての話が聞けた。
まず、タイという国の説明から・・・。
やはり日本にきていても、タイ人のタイ国王に対する思いは強いと思った。
・・・正直、日本もイギリスも負けてはいないと思うけど・・・。
私は知っていたけど、会場で驚かれていたのが、
バンコク!
もちろん首都だが、あれは海外の人が呼ぶ呼び名。
タイの人たちは略して「クルンテープ」と呼んでいる。
・・・何を略しているかって?
これ!
クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット
の最初をとっている。
ん?そうだよ。これが、タイの首都の名称。
略して「クルンテープ」
じゃぁバンコクは!?
ちょっと調べただけだけど、どうやら西洋人の勘違いによる慣例化。
バーングコーク・・・ある植物(コーク)が生殖している水辺の村。
こういったの多いよね・・・歴史だなぁ。
諸説あるけど、カンガルーやチャイナなんかもそういった類。
気になるかなぁ?気になるよね?
タイの首都の意味・・・
天使の偉大なる都、帝釈天の戦争なき平和で偉大な輝かしき大地、九種の宝石のような心楽しき王の都、多くの王宮に富み神が化身となって住みたまう、帝釈天が建築の神ヴィシュカルマに命じて造りたまった神聖なる住処
となるようだ。
さて、そんなタイ。
もちろん仏教の国として有名だけど、
当然、その仏教が生活に大きく関わっているから、
こどもがに名前をつける時も同様。
この時に重要なのは
仏教の暦による曜日。
この曜日によって、
付ける名前に使う文字やラッキーカラーが決まる。
ちなみに私は1971年8月16日生まれで・・・あれ?仏暦何年だっけ・・・
が!メモ取ってくるの忘れた・・・。
ネットで調べる・・・。
仏暦2514年の月曜日。
月曜日のラッキーカラーは黄色・・・残念・・・緑ではないのね。
ちなみにタイはファミリーネームをあまり知られたくないらしい。
ファーストネームもあまり触れなくて、ニックネームで呼ぶという。
しかも、聞いた話だとそのニックネームは生まれた時に父母が着けるらしい。
タイの方が言うには、
中国とインドに挟まれていて争いも多く、
自分がどの系列のどこの出身かが露見するのを嫌ったようだ。
へぇ~。
サラダボウルの会だから、その発表のあとに他国の様子も聞いた。
ブラジルではファミリーネームというかミドルネームというかが、
4つ
あるらしい。
これは結婚する時に1度、変更できるという。
これは私見だが、多民族であるがゆえに、
自分の根拠となる血筋を多く残すという行為の結果だと思う。
日系人は日本系の名字をポルトガル系はポルトガル系の名字を残す。
なんだか名字を残すって変な感じだが・・・。
でもまぁ、自分のルーツをいかに刻み込むかってことなんだと思う。
このあとタイの踊りの体験をして、
女性陣は・・・と言っても成人男性は私一人だったけど・・・
タイの民族衣装に着替えて、タイの踊りを踊った。
ちょっと見ると日本の盆踊りみたい。
こういった異文化交流って、とてもおもしろい。
個人的には交流するということよりも、
知らないことを知ることができるすばらしさ!
が、たまらない!
特に異文化交流って、
今ある当たり前が当たり前でない
と肌で実感できる機会だし、
どうしても今の有り様にこだわってしまう傾向が強い日本人、
もちろん私をふくめてだが、
にとってはとても貴重なことだと思うわけだ。
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