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長野県教育委員会教学指導課に行ってきた!

長野県教育委員会教学指導課にお願いして、

色々と県内の英語教育について聞いてきた。

 

いよいよ平成32年度から小学校において英語が教科になる。

単位数は、

小学3・4年生が年間35単位、ようするに週1時間。

小学5・6年生が年間70単位、ようするに週2時間。

担当は基本的には学級担任が国語や算数と同じように行う。

内容は、英語に親しむところから、アルファベットがかけるくらい・・・

だそうだ。

教材は未だ公表されていないが、文部科学省から近いうちに提示される予定。

評価は、教科としてされなければならない。

ただし、その指針については

おそらく教材が公表された後に提示されることになるそうだ。

 

概要はこんな感じ。

 

長野県内ではもう10年も前から外国語教育として、

いくつかの小学校では研究実践がされている。

私の知っているところでは、

須坂市にある森上小学校などは10年前にすでに英語学習を取り入れていた。

長野県教育委員会で聞いてきたところでは、

近隣である小諸市の6つの小学校では、

未だ定かならざる小学校英語の評価内容やその方法について、

研究が日々行われているという。

 

そういった様子を見るに、

我が佐久穂小学校における英語教育は、

その柱でありながら、別段早期に検証され始めたわけではない。

強いて言えば、

小学1年生から英語の時間が導入されていることは特筆に値する。

これは、本来ならば週1時間分の何かが

英語の時間となっているわけだから、

カリキュラム上の問題となる。

ただし、佐久穂小学校は特別校の指定を受けているため、

文部科学省の許可のもと、それが実践可能となっている。

 

その週1時間分の授業で何をしているかというと、

うちの小4と小2の息子たちによれば、

毎日、宿題で指定回数、8回ぐらいだったかな?の英語CDを聞き、

その内容を中心に、ALTから質問を受けて答える・・・だそうな。

その英語のCDが、まぁ面白いというか、おかしいというか・・・。

架空の話とはいえ、

他人の家に飛行機を墜落させておいてOh! I’m sorry…

とか・・・。

 

ちなみにALTとはAssistant Language Teacher の略で、

外国語指導助手。

AETという言い方も聞くが、あれはAssistant English Teacher の略で、

英語指導助手。

ELTはEvery Little Thingだから全く関係がない。

太字である必要も、緑である必要も、もちろんない・・・。

 

ELTはともかく、

こうなると少し心配になってくる。

佐久穂小中学校の佐久穂小中学校らしさとは、

キャリア教育と英語教育だということは誰もが知るところ。

そのらしさを支える英語教育について、

それは本当に佐久穂小中学校らしさを示すにふさわしいのか否か・・・。

 

例え話。

Aくんの五教科の点数が、

国語52点・数学68点・社会60点・理科55点・英語92点ならば、

きっとAくんは英語が得意と言ってはばかりないだろう。

では、

国語32点・数学48点・社会40点・理科45点・英語63点のBくんの場合、

「Bくんは英語が得意です」と言ってもいいのだろうか?

 

どうせ柱にして実践するなら、

佐久穂小中学校ならではの英語教育を、

ぜひ参考にしたい!と、

他の小中学校から視察依頼が来るようなものにしたい。

 

県教育委員会によれば、

小中学校の独自性は設置者である市町村の教育委員会に

帰されるものだそうだ。

 

ところが、現状、学校教育に関わる行政の人数に限りがあって、

やりたいことがあったとしても、なかなか具現化しにくいところもあるに違いない。

もちろん教員は授業時間数などから計算されて、

県から配当されるわけだから、教員の人数増もそうやすやすと見込めない。

これはもう、教育長・教育委員会・行政・学校長・・・

そこに任せて、文句だけ言うのでは、

子どもを預かってもらっている立場である、単なる父としても、

申し訳ない気分になる。

かと言って、未来を担う子どもたちには、

佐久穂小中学校だから、

英語教育に力を入れていた学校だったから、

今の私がこうしてあるんだ!

と言ってほしい。

だから、全面的に協力したい。

黙っていろ!という協力を望むのであれば、

しかたがないから、そうする!

でも、やっぱり町民みんなで

子どもたちを支えていきたいという気持ちは

なかなか抑えられるものではないかも・・・すみません・・・。

 

みんなで前進!佐久穂の教育!

みんな、子どもたちのために「よかれ」と思って活動しているのは間違いない。

だったら、同じ方向を向くぐらい、

もしくは、同じ方向を向いているんだと確認することぐらい、

容易なことなはずだ!

 

9月定例会まであと43日

 

 

 

 

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